元面接官が語る、NGな志望動機と面接官を納得させる内容と答え方のポイント

  • 2017年11月30日更新
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
S624x416 business 2879470 1280

就活での面接で必ず聞かれる「志望動機」。面接の中でも特に重要視される質問です。しかし、志望動機はすでにエントリーシートや履歴書にも記載しているはずです。なぜ、すでに書いてあることを面接で新たに尋ねるのでしょうか。今回は、面接でなぜ再び志望動機を聞かれるのか、という理由と、回答のポイントを紹介します。好印象を残す志望動機を伝えられるよう、ぜひ役立ててください。

目次

  1. 志望動機は、面接で尋ねられる最も重要な質問
  2. 面接官が聞いてがっかりする、NGな志望動機
  3. 面接で志望動機を伝える時のポイント(内容編)
  4. 面接で志望動機を伝える時のポイント(話し方編)
  5. 面接で伝える志望動機の例文
  6. まとめ

志望動機は、面接で尋ねられる最も重要な質問

志望動機は新しい人材を雇い入れる上で面接官が最も重要視している質問です。志望動機により、あなたの熱意や適正を判断するからです。

熱意や適正が足りないと、入社後に活躍できなかったり、ミスマッチを起こすなど、あなたと企業双方にとってデメリットとなるため、採用の時点で慎重に判断することが大切になります。

このような理由から、採用のときはエントリーシートや面接で重ね重ね志望動機を確認し、あなたがどれほどの熱意を持ってここに来ているのか、適正があるのか、ということを判断します。

面接官が聞いてがっかりする、NGな志望動機4つ

面接官は、ほとんどの候補者に「志望動機」を聞きます。つまり、何十、何百の数の志望動機に接しているわけです。その中には、聞いてがっかりするような志望動機、不快にすら感じる志望動機、全く印象に残らない志望動機があるようです。どんな志望動機がNGなのか、順番に見ていきましょう。

エントリーシートの内容と一字一句変わらない内容

大抵、書類選考を経て面接に進むため、あなたがエントリーシートや履歴書に書いた志望動機はある程度評価されている、ということになります。

しかし、だからと言って、エントリーシートに書いた内容をそのまま暗記して面接官に伝えてはいけません。面接官は、すでにあなたのエントリーシートや履歴書に目を通しています。

そのため、エントリーシートに書いてある内容にプラスして、あなたが「なぜ」その企業に入りたいのか、という理由を伝える必要があるのです。

自分の言葉ではなく、参考書やネットで見たような言い回しばかり 

面接官が聞いていて最もうんざりしてしまうのは、参考書やネットにある定番の言い回しに溢れた志望動機です。

散々聞き飽きた定型文を聞いても、心を動かされることはありません。面接官は、当たり障りのない志望動機ではなく、下手な言葉でもいいから自分の言葉で志望動機を伝えて欲しい、と思っています。

参考書は、あくまで「参考」にとどめておき、自分の言葉で表現できるよう練習をしましょう。

企業研究をしていないことが見え見えの内容

企業研究をしていない=企業に興味がないと伝わります。

「企業理念に共感して」「社会貢献したくて」だけでは、曖昧で説得力に欠けます。面接官は、あなたが「なぜ」企業理念に共感したのか、「どのように」社会貢献したいのか、という具体的な理由が知りたいと思っているため、「Why」「How」といった質問します。

そんな時「理由はありませんが、御社の企業理念に強く惹かれ、こういう人間になりたいと思ったのです」などボンヤリとした精神論を語ってしまうと、「この子は企業研究や自己分析をきちんとしていないな」と思われてしまいます。

相手を説得するときは、論理的に話すことが大切です。面接官が納得するような志望動機を、論理的に説明できるよう準備が必要です。

まとめ方が下手で、無駄に長く話す

面接官がうんざりするどころか、イライラしてしまうであろう志望動機は、「長いわりに要点が伝わらない」ものです。

自分の頭の中でもきちんと整理できていないことを話してしまうと、ただ長いだけでまとまりのない無駄話になってしまいます。

話が長くなりがちな人は、話している内容に無駄が多かったり要点が定まっていない可能性があります。面接の前に、話の要点をまとめましょう。

面接で志望動機を伝える時のポイント(内容編)

面接で説得力のある魅力的な志望動機を伝えるためのポイントを見ていきましょう。

「企業」と「自分」にとってwin-winになるようまとめる

志望動機というと、自分の要望を伝えることと捉える人も多いようです。

代表的な例としては、「私のこのスキルが活かせる」「私の憧れだった」「福利厚生が充実していて安心」などです。これらは、自分のメリットを最優先している印象を与え、会社にどれほど貢献してくれるか、という部分がまるで見えて来ません。

就活では、応募者と企業の双方にとって「win-win」な条件でなければ採用されません。

そのため、あなたを雇い入れることで企業にどんな利益をもたらすのか、そして、そこで働くことであなたの人生がどのように良くなるのか、ということを考え、まとめましょう。

その企業でしかできないことを見つける

世の中には数多の業界があり、応募先の企業と同じような仕事ができる会社はたくさんあります。そのため、応募先の企業にしかないポイントを探す、というのは簡単ではありません。

しかし、企業研究をすれば自ずと見えてくるはずです。

例えば、業務内容は同じでも、中で働く人は皆違います。人が違えば、社風も異なります。そうなると、仕事の仕方や、業務を進める上での考え方も自ずと異なってくるはずです。

若いうちはとにかく基礎をしっかり身につけさせる、という企業から、若いうちからどんどんチャレンジさせて、失敗を通して学ばせる、という企業もあります。

企業研究をすることで、「この企業でしかできない」という要素を探してみましょう。

将来の展望や目標を盛り込む

将来のことは、実際に働いてみなければわかりません。

しかし、応募している時点から将来を見据えた時に、どのようになっていたいか想像することは非常に大切です。将来の展望や目標から逆算して、今何をすべきかを決めるからです。

「将来」というと曖昧ですが、入社5年目や10年目の社員がどのように活躍しているのか、というところからヒントを得ると良いでしょう。

自分の言葉で具体的に分かりやすくまとめる

自分の言葉で伝えることは、実は思っている以上に難しいことです。

参考書やネットの情報を頼りに話を組み立てると、どうしても抽象性が高くなりがちです。面接官は、あなたのことを知りたいと思ってわざわざ面接の時間を設けています。あなたならではのエピソードや考えを、あなたの言葉で具体的に伝えましょう。

面接で志望動機を伝える時のポイント(話し方編)

 同じことを伝えるにも、話し方が違えば伝わり方も異なります。ここでは、あなたの志望動機をより具体的に伝えるコツを紹介します。

論理的に話を組み立てる

文章を書くときと同じで、話すときも論理的に話すことが大切です。

例えば、

「私は○○を目指して大学では△△を勉強し、また△△のボランティアにも参加し、仕事のやりがいを覚えたので、この経験を御社の××部署で活躍したいと思い、、、」

など、一文が長い上に要点がまとまっていないと、言いたいことが何か分かりません。

論理的に伝えるには、

  • 結論(~です。)
  • 理由(なぜならば、~だからです。)
  • 具体例(例えば~)
  • 将来の展望(これを踏まえ、将来は~)

と、順序立てて話を組み立てましょう。

1文に情報を詰め込みすぎないことも大切な要素です。

早口は厳禁!相手の目を見てゆっくりと話そう

緊張してしまうと、つい早口になってしまいますが、面接で早口で話すのはおすすめできません。

面接で志望動機を伝える時の最大の目的は、用意した回答を伝えることではなく、面接官を説得することです。

早口で話してしまうと、「何を言っているのかよく聞こえない」「伝える気がないのか?」「聞く気がなくなってしまう」など、デメリットばかりです。

どんなに素晴らしいことを言っていたとしても、聞き取ってもらえません。

緊張した時に早口になってしまうと自覚がある場合、ゆっくり目を見て話すよう心がけましょう。

文章を丸暗記せず、要点を覚える

面接を受けるとき、回答をあらかじめ用意することは必須です。しかし、文章を一言一句暗記するのはおすすめできません。

緊張のあまり、内容を忘れてしまったり、逆に覚えた内容を一気に早口で話してしまう可能性があるからです。

できるだけ丸暗記は避け、話の要点を覚えるようにしましょう。要点に情報を肉付けする形で話す練習をすることで、大きな失敗を避けられます。

面接で伝える志望動機の例文

エントリーシートでは、字数が限られているため具体的なエピソードを盛り込むのは至難の技です。ただ、面接ではもう少し具体的に志望動機を伝えることができます。

  • あなたと企業にとってのメリット
  • その企業ならではの魅力
  • 将来の展望

の3点を、あなたの言葉で伝えましょう。

話す順番は、結論→具体例・エピソード→将来の展望の形でまとめると、分かりやすく論理的に聞こえます。

 私は、採用区分に関わらず、努力次第でどんどん活躍できる御社の方針に魅力を感じています。私は、ずっと販売員として活躍できる企業を探していましたが、御社について調べるうちに、販売員の経験を生かして企画職に異動したり、海外で活躍する社員を知り、それまでボンヤリしていた将来の働き方や理想像をより具体的に考えられるようになりました。ここなら、自分の可能性を試せると思ったのです。
 入社したら、まずは基本的な知識を身につけるために販売員として経験を積みたいと思います。お客様が求めるモノやサービスを学び、お客様の立場に立って考える訓練をしたいと考えています。その後は、海外での活躍も視野に入れて「本当にお客様が求めるもの」を形にしたいです。

まとめ

志望動機は、採用の過程で最も重視される質問です。また、ほかの候補者と自分の差別化を図るポイントでもあります。志望動機を考えたら、一度冷静になって確認してみる必要があります。今回紹介したNGな例に当てはまっていないか、第三者の目線に立って志望動機を見直してみましょう。なんども練り直すことで、面接官を説得できる志望動機が作れるはずです。諦めずに頑張ってくださいね。

    関連する記事

    この記事に関連するキーワード

    新着の求人最近公開された求人

    話題のキーワードキーワード一覧

    月間ランキング月間アクセスランキング

    週間ランキング週間アクセスランキング