シーザライトエグゼクティブディレクター兼ファッションYouTuberの潤間赳郎さん「動画を通して服好き増やしたい」

  • 2020年04月24日更新
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「服が好きでファッション業界で仕事を始めたのに、嫌いになって辞めてしまう。そんな人を少しでも減らしたい」と話すのは、アパレルEC・実店舗を運営するシーザライト(東京)のエグゼクティブディレクターで、ファッションユーチューバーとしても活動する潤間赳郎さん。2月末、業界を志す新卒者や転職者向けの相談会を都内で開き、約40人が参加した。今後は都内以外での開催も検討するほか、「ファッション企業や専門学校にも協力したい」考えだ。

同社は76年の設立。現在はメンズ中心の複数のファッションECと実店舗を1店運営する。潤間さんはリーマンショックの時期に就職活動を行い、一度はファッションとは別業種の仕事に就いた。しかし、ファッション業界で働く夢を捨てきれず、10年に同社に入社した。「当時は勝手に思い込んでいた知識だけでファッション業界をあきらめていた」と振り返る。カスタマーサポートやバイヤー業務を経験し、19年に役員に昇格した。

■服好きを増やすため、ユーチューバーとして活躍

ユーチューブによる動画配信は、3年ほど前から会社として取り組んでいたが、「服が好きな人を増やしたい」という思いから、昨年5月に自身のチャンネルも開設した。自社の情報に限らず、幅広いファッション情報を発信しており、チャンネル登録者数は約1万8300人。インスタグラムのアカウントにも約1万人のフォロワーがいる。

相談会は、ユーチューブやインスタグラムを通じて「ファッション業界への就活や転職に関する悩みの声が届くことが多かった」ことから開催を決めた。2月上旬に動画でイベントの告知をしたところ、100人近い応募があった。

約2時間の相談会で、参加費は無料。約40人のうち、7割は新卒、3割は中途(20代半ば~30歳)だった。「将来、独立を目指しているが、面接でそのことを話して良いか」など参加者全員から質問が出て、「実りのある会になった」と手応えを得た。

■就職活動をもっと面白くしたい

「毎日服に関われることが魅力。数字がつきまとう分、結果を可視化しやすいこともやりがいにつながる」と話す

「ファッション業界は、就職活動をしている時に入手できる情報、学べる機会が少ない」と潤間さん。そのため、入社後にミスマッチが生じてしまう。「就職を決める前に業界人とフランクに話し合える場がもっと必要」と問題提起する。自身のように「会社に属しながら、個人としても活躍できる柔軟な働き方があることも多くの人に見せたい」という。

新型コロナウイルスの感染拡大によりリアルイベントの開催は難しい状況だが、今後も業界に関する悩みを聞く場は積極的に設ける。「就職活動は重い印象があるが、エンターテインメント性があっても良い」との考えから、「他のファッションユーチューバーとも協力しながら何か面白いことを企画したい」と考えている。

潤間(ウルマ)さんの活動はこちら↓

ウルマ a.k.a ユーチューバイヤー→you tubeチャンネルはこちら

@uruma_infinity_takeo→インスタグラムはこちら

(繊研新聞20年4月17日付より)

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