【お仕事ペディア2021-22】さまざまな職種で活躍するプロフェッショナルたちにお仕事内容を聞く!③

  • 2020年07月08日更新
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繊維・ファッション業界のさまざまな職種で活躍する10人のプロフェッショナルたちのお仕事内容を紹介する「お仕事ペディア」。それぞれの入社のきっかけや職種で求められる能力、何よりお仕事の魅力とは何なのかを聞きました。

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【07.VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)】サンエー・ビーディー Y.Wさん

店舗のレイアウトからコーディネートまでブランドイメージをビジュアルで表現

Profille 
学生時代からジル バイ ジルスチュアートでアルバイトをしており、10年間ブランドに関わり続けている。お休みの日は学生時代の友人と会ってファッション情報を交換したり、趣味の水泳に行ってリフレッシュをしている。

女性らしいエレガンスさとカジュアルさを併せ持つジル バイ ジルスチュアートでVMDを担当。「ブランドイメージとお客様のニーズをビジュアル化し、お店の内装やレイアウトで表現する仕事です」と話す。サンエー・ビーディーでは、お店のレイアウトだけでなく、スタッフの着用コーディネート、シーズンのテーマやアイテムごとのヘアメイクをスタッフに共有すること、ウェブサイトのコーディネートもVMDが担当している。

「自分が作ったコーディネートやお店作りによって売り上げが左右されるので、責任のある仕事だと感じています。何よりお客様が『可愛い』と言ってお店に入ってきてくださるのも、やりがいにつながっています」と微笑む。お店を作るにはブランドのことだけでなく、店舗のことを知っていることが大切。お客様のニーズやお店の雰囲気などを7年間の販売員の経験で学べたことは今の仕事に役立っていると語る。

ブランドがどんなイメージで商品を作り、お客様に伝えたいと思っているのかを販売員に伝え、お客様からの意見を直接耳にできる販売員の声を吸い上げ、本部に伝えることもVMDの仕事。「お客様が何を求めてジル バイ ジルスチュアートに来てくださっているのかを知っているのは店頭スタッフです。コミュニケーションを取りながら、お客様の期待を越える店舗づくりを目指しています」。本部と店頭、そしてお客様とのパイプ役として、対話を欠かさないことが大切だと教えてくれた。

忘れられないお仕事エピソード

昨年の3月からVMDの担当になりました。販売員の頃からお店のレイアウトを変えることは好きだったので、VMDになれてうれしいです。最近では任せてもらえる仕事も増え、リニューアル店舗や新規店舗のレイアウトにも関わるようになりました。まっさらな何もない状態からお店を作り上げるのは、シーズンごとのレイアウト変更とは違い想像力を膨らませなければならない難しさがあります。

VMDは正解がない仕事なのですが、オープンしたときにお客様が笑顔で入店するのを見たときには、苦労も報われますし、やっていて良かったと思います。

≫≫サンエー・ビーディーの企業情報はこちらから

 

【08.オペレーター】アーバン 加藤 あさひさん 

複数の工程を流れ作業で丁寧に仕上げる

Profile
株式会社アーバン 縫製オペレーター 加藤あさひさん 2019年入社

毎年新卒を採用し、若い人が活躍する婦人服縫製工場のアーバン。一着の服は仕上がるまで20〜30工程を経るが、加藤さんは入社1年目ながら3ラインある中の小ロット対応の班に配属された。

2人部署で先輩とともに、ワンピースやスカート、コートなど比較的工程の少ないアイテムを担当する。他の班は5着単位だが、この班は2、3着で流す。「もともとものづくりが好きで、服飾の学校に進みミシンを扱うのが一番好きだった」という。

一つのアイテムで工程を分けて、1着を流れ作業で仕上げる。まっすぐに縫うなど全体的にきれいに仕上げるのが難しい。今はファスナー付けなども教えてもらっているが、一番難しいのは袖付け作業。技術もそうだがセンスが要求される仕事だと加藤さんは語る。

​難しいと感じる部分は、全体的にきれいに仕上げること、まっすぐに縫うことだという。新しいことを教えてもらったときは意欲がわくとも。婦人服は常に色やデザイン、素材に変化があり完成形のない仕事。自分でいろんな服を縫いたいというのが最終目標だ。

≫≫アーバンの企業情報はこちらから

 

【09.グラフィックデザイナー】ジャパンイマジネーション 沼上 有希さん

ブランドの世界観を大切にしたデザインを心がけています

Profile
株式会社ジャパンイマジネーション 沼上有希さん 2019年入社
入社1年目にして「ビーラディエンス」と「ファビュラス アンジェラ」「カシェック」の3ブランドを担当。「仕事のペースに合わせてお休みが取りやすいのがうれしい」と語る。冬季休暇では福岡旅行を楽しんだ。

学生時代にグラフィックデザインを学んだ沼上さん。ファッションが好きだったことと、「セシルマクビー」を知っていたことをきっかけにジャパンイマジネーションに入社した。現在、沼上さんはウェブに掲載する商品紹介のページやLINEで配信する画像を作ったり、店舗のポスターや販売促進ツールのPOP、シーズンカタログの作成などを担当している。

「客観的に見るスキルが欠かせません。自分がデザインした物がブランドの世界観と合っているか、ウェブはPCかスマホかによって見え方が変わる場合もあるので、文字が見やすいかなどにも気を付けています」と話す。商品企画やプレス、販売責任者やマネージャーなどとのミーティングもあるため、ブランドのニーズをくみ取るコミュニケーション力も求められると教えてくれた。

https://job.senken.co.jp/shinsotsu/companies/344ジャパンイマジネーションの企業情報はこちらから

 

【10.MD(マーチャンダイザー)】キャン 鈴木 勝訓さん

MDに必要なのは、コミュニケーション能力と数字に強いこと

​Profile
Lugnoncure / Techichi TERRASSE MD 鈴木勝訓さん 2007年入社
小学生の頃からサッカーに打ち込み、渋谷にある大学に進学。大学周辺を行き交うおしゃれな人々を見てファッション業界に興味を持つ。将来は事業部単位で複数のブランドマネジメントに取り組みたいと語る。

アパレルを軸にライフスタイル全般に関わる商品展開を推進するキャン。鈴木さんは同社を代表する、ふたつのレディスブランドのMD(マーチャンダイザー)を担当している。「MDは、シーズンごとに展開する商品の方向性を各ブランドのディレクターやデザイナーと共に考え、商品の販売数や価格設定を行うなど、〝商品を売る仕組み〞を作る仕事です」。

学生時代からブランドマネジメントに興味があった鈴木さん。MDの仕事に大きなやりがいを感じている。「女性の購買心理は〝可愛い!〞という言葉が示すように直感的です。直感に響くデザイン性の追求はもちろん、当社のブランドが出店している地域や顧客層に、そのデザインがマッチするのか、価格設定や販売枚数は適正か、といった客観的な視点や見極めもMDの腕の見せ所です。社内外のエキスパートと試行錯誤しながら、より良い商品を生み出すプロセスには、苦労もありますが、それだけにヒット商品が生まれたときの達成感は格別です」。

MD担当者に必要なのは、周囲を巻き込むコミュニケーション能力と数字に強いこと、と語る鈴木さん。「私は大学で経済学を学び、ファッションに関する専門知識がないままこの世界に飛び込みました。しかし、振り返ってみると専門知識がなかったからこそ、それらに縛られない発想や視点を養うことができました」。やりたい仕事に挑戦することの大切さを、鈴木さんは熱く語ってくれた。

忘れられないお仕事エピソード

これは就職活動中の思い出なので、仕事上のエピソードではありませんが、現在の仕事につながる話なので紹介します。アパレル業界に興味を持ち始めていた学生の頃、幼なじみで、服にはまったく興味のない友人に頼まれ、彼の服選びに付き合ったときのこと。

「鈴木に任せるから選んでくれ」と言われ、自分なりにアドバイスしながらコーディネートを提案したところ、彼は私が勧めた服やアイテムをすべて気に入り、「鈴木、服選びって楽しいな!ありがとう!」と言ってくれました。そのときのうれしさがこの仕事に就くきっかけになりました。

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