アパレル職種のリアルをあなたに。職種大辞典「お仕事ペディア」① ≪ものづくり編≫ アングリッドのディレクターが登場!

  • 2019年10月07日更新
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デザイナーやバイヤー、プレスにクリエイティブディレクター。何となくのイメージは持っているものの、どんな働き方をしていて、どんな毎日を過ごしているのか、見えづらいと思いませんか?今回は、それぞれの職種で活躍するプロフェッショナルたちに、入社のきっかけやその職種で求められる能力、仕事の魅力を語ってもらいました!

1.クリエイティブディレクター/マークスタイラー「アングリッド」

大切なのはライフスタイルの中で、一歩先のカワイイを見出す視点

マークスタイラー株式会社 アングリッド事業部/高園あずささん 入社6年目

「大学4年生のときマークスタイラーのショップでアルバイトを経験。新ブランド『アングリッド』の立ち上げを知り、オープニングスタッフとして入社しました」と語る高園さん。現在、ブランドのシーズンコンセプト立案、商品企画、雑誌・カタログ・Web・SNSなどの広告・PR、さらに店舗のVMDや展示会企画に至るまで、クリエイティブ面の全責任を担い、方向性を提示するクリエイティブディレクターとして活躍しています。

「この仕事に向いているのは、カワイイに敏感で貪欲な人、自分の見せ方を研究できる人、ブレない軸と根気のある人だと思います。」と高園さん。目標はアングリッドをマークスタイラーのNo・1ブランドに育てること。その夢に1秒でも早く近づきたいと語ります。

<プロフィール>

外国語大学へ進学し、ファッション業界へ方向転換。プレス担当からスタートし、ブランドの方向性を示すクリエイティブディレクターへ。女の子っぽさを抑えたアングリッドならではの魅力を発信し続けています

マークスタイラーについてのもっと詳しい情報はこちら!

 

2.デザイナー/テンボデザイン

健常者も障害者も気に入った服を着ることができる。そんな「当たり前」を現実にする唯一無二のブランド

テンボデザイン事務所 代表デザイナー/鶴田能史さん

デザイナーを目指している人の中にはオリジナルブランドを作りたいと思っている人も多いはず。しかし、才能やチャンスに恵まれないと難しいと思っていませんか?

「服飾の専門学校で最初に感じたのは、周りの人の才能の豊かさ。私は絵が上手でもなく、服を作った経験もないので劣等感がありました」と鶴田さん。「この人達と同じことをしていても勝てない。別の方向から人に喜ばれる服が作れないだろうか」と考えたのがテンボの始まりだといいます。オシャレだと感じる服を〝誰でも〞着ることができる『世の中のためになるファッション』を作る唯一無二のブランド。それが『テンボ』です。

テンボは誰にでも着やすい服を提供していることもあり、障害者やその家族、活動に興味を持った人からの問い合わせなどもたくさん。メールや電話、来客などに対応しながら、アトリエで服も制作もしています。「例えばお年寄りに対して体にフィットするように曲がった服を作ると、見た目が悪くなってしまいます。まず欲しいと思ってもらえるもの。それが誰にでも着られることが大切だと思っています」。

しかし、どんな人にも着やすい服をデザインし、広めていくのも容易なことではありません。例えば手が不自由な人にも扱いやすいマグネットボタンは日本で一社しか作っていません。「使うパーツも競争が起きないので価格が下がらないのです。もっとユニバーサルファッションが切磋琢磨される状態にしたいと思っています」と語ってくれました。

【一日の仕事スケジュール】

  • 07:00 起床。事務所から近い場所に住んでいるので、徒歩で出勤
  • 09:30始業開始。事務所の掃除が毎日の習慣。掃除後にはメールチェックをする
  • 10:00 facebook、twitter、instagramなどのSNSをチェック。WEBの発注やFAX、配布物の送付などを行う
  • 12:00 お昼休み。事務所の下の階のコンビニエンスストアのお弁当が多い。最近のお気に入りは幕の内弁当
  • 13:00 1日1組以上の来客がある。来客は業者だけでなく、障害者の方たちが来訪することも多い
  • 15:00 来客以外の時間にはアトリエ内で服の制作なども行う。現在もファッションショーに向けて様々な服を作っている
  • 21:00 定時は18時だが、ファッションショー前は遅くまで働くことも少なくとも21時には仕事を切り上げるよう心がけている

<プロフィール>

学生時代は3年間、無遅刻無欠席で、往復5時間かけて学校に通ったという真面目な性格。学校を卒業してからは企画職、ヒロココシノでライセンスビジネスなどを経験後、2015年1月にテンボデザイン事務所を設立。

3.パタンナー/三陽商会

パターンが数ミリ違うだけで着心地とシルエットが変わる!

株式会社三陽商会 パターンメイキング婦人服チーム/堺澤優子さん 入社3年目

パタンナーはデザイナーが描いたデザイン画を元にパターンを作成し、トワルを組み、デザイナーに確認してもらい、パターンを完成させるのが仕事。さらに三陽商会では工場向けに細かい部分の縫い方などを指示した縫製仕様書もパタンナーが作成しています。

堺澤さんが仕事をする上で、特にこだわっているのは着用感。「同じデザインの服でも素材が違うとパターンを変えなくてはいけない時があります。何度もトワルを組んだり、実際に自分で着てみて着心地を確認しています」と語ります。パタンナーは自分が作りたいものではなく、デザイナーが求めている物を作らなくてはいけない難しい仕事でもあります。

今後は「ジャケットなどの重衣料のパターンも引けるように勉強をして技術を磨いていきたい」と目標も語ってくれました。

<プロフィール>

小さい頃からモノづくりが好きで、ファッションにも興味を。1月からTO BE CHICからAMACAのパタンナーに異動になり、現在は軽衣料を中心にパターンを担当しています。趣味は休日にサッカー観戦に出かけること。

三陽商会についてのもっと詳しい情報はこちら!

4.生産管理/エイ・ネット「メルシーボークー」

なんでも話せる人間関係が服作りを支えていると実感

株式会社エイ・ネット mercibeaucoup, 生産/佐藤一輝さん 入社6年目

大学では経営を専攻。服が好きでこの業界へ入った佐藤さんですが、当時専門的な知識はゼロだったといいます。生地やボタンなど、服のパーツごとに多数の人が関わっていると知ったのは、現職に就いてから。

仕事内容は、商品の納期、品質、原価の管理。多くの取引先とやり取りし、服を完成まで導く仕事に「やりがいを感じます」と笑顔を見せます。ひとつのパーツの遅れが全体の納期遅れにつながるため、トラブルはつきもの。「大切なのは、とにかく取引先の方と話すこと。こまめに電話して状況を確認します。世間話も多いですよ(笑)。でも話しやすい関係があってこそ、うまくいくと実感しています」。

今後は「もっと社外に足を運びたい」と佐藤さん。「展示会などで得た知識を商品企画に提供し、服作りに活かせる生産担当になりたいです」。

<プロフィール>

大学を卒業後、2012年にエイ・ネット入社。「TSUMORI CHISATO」立川店での販売研修を経て、2012年6月「Plantation」生産に。2012年12月より「mercibeaucoup,」へ異動、現在まで布帛製品と小物の生産を担当。

エイ・ネットについてのもっと詳しい情報はこちら!

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