
就職活動中の面接のあと、採用担当者からの内定連絡が気になりますよね。今回は、内定通知についてよくある疑問にお答えしていきます。内定通知の電話は、どのくらいのタイミングでかかってくるものなのか、その電話に出れなかったら、その後どう対処すべきなのかをご説明します。また、内定を承諾・辞退する際の電話のかけ方とコツについても紹介します。
目次
- 内定連絡の電話は、面接を受けてから何日後にかかってくるの?
- 内定連絡の電話は何時頃にかかってくるもの?
- 内定連絡の電話に出れなかった時はどうしたらいい?
- 内定連絡の電話をもらったら、その場で承諾しないといけないの?
- 内定承諾を検討したい時の例文
- 内定承諾の連絡を電話でする時
- 内定を辞退する場合
- まとめ
内定連絡の電話は、面接を受けてから何日後にかかってくるの?
面接が終わって内定連絡までに掛かる日数は、企業や選考状況によって異なります。その差はとても幅広く、最終面接当日にかかってくることもあれば、2~3日後、1週間後に連絡がくるということもあるようです。
内定連絡の電話は何時頃にかかってくるもの?
内定通知の電話がかかってくる時間帯はどれくらいかというのも、企業によって異なるでしょう。
通常は、応募した企業の営業時間内にかかってくるでしょう。ほとんどは10時~17時の間、もしくは、授業や講義が終わっているであろう18時から20時あたりにかかってくること多いようです。
内定連絡の電話に出れなかった時はどうしたらいい?
内定の連絡の電話に、たまたま出ることができなかった場合でも、心配する必要はありません。それが原因で不採用になることはないからです。
多くの企業は、非通知で内定の連絡をします。こちらから折り返しの電話ができないので、改めて電話がかかってくるのを待ちましょう。
内定連絡の電話をもらったら、その場で承諾しないといけないの?
内定連絡の電話をもらっても、その場で承諾をする必要はありません。内定を伝える電話は、あくまで企業側があなたの入社を希望しているという知らせだからです。
もし、他の企業からの内定連絡を待っていたり、迷いがあったりする場合は、内定承諾を検討する時間をもらえるよう交渉しましょう。採用担当者も、そういう状況の可能性は承知していますので、理解してもらえるはずです。
その場合、返答をする期限を必ず伝えましょう。内定をもらったことに対する感謝の気持ちも、忘れずに伝えてくださいね。
内定承諾を検討したい時の例文
内定を保留してもらう場合には、「お礼」「入社意欲」「保留する理由」「謝罪」「期限」を伝えましょう。
すぐにでも、御社への入社承諾のお返事をしたいところですが、実は他社からも内定をいただいております。
御社で働くことには、大変魅力を感じておりますが、将来を左右する大切な決断なので、
納得のいくまで検討した上で、お返事したいと思っております。
勝手を申しまして恐れ入りますが、○月○日まで、お返事するご猶予をいただくことは可能でしょうか?
内定承諾の連絡を電話でする時
入社承諾を保留してもらった場合、決断が「入社する」でも「入社しない」としても、必ず採用担当者に約束の期限内に連絡を入れましょう。ここでは、入社を決断し、入社の意思を伝える際のポイントを紹介します。
電話をかける時間帯
電話を掛ける時間帯にも配慮が必要です。
始業直後や就業間際の電話連絡は、1日の中でも比較的忙しい時間帯です。また、お昼時も席を外していることが多いため避けるべきです。午前中であれば10時~11時半の間、午後であれば14時~16時半を目安に連絡をすると良いでしょう。
内定承諾する場合の確認事項
通常、内定の連絡をもらうと今後の手続きやスケジュールに関する案内が来ます。しかし、内定承諾までに考える時間をいただいている場合は、今後の流れについて教えてもらえないことがほとんどです。そのため、電話連絡の際に次の4つを確認すると良いでしょう。
- 内定契約書や提出書類の返送先と期限
- 入社までに必要な資格や知識、揃えておくべきもの
- 今後のスケジュール
- 入社までの連絡先
内定を承諾する場合の電話例文
○日に内定のご連絡をいただきました、○○大学の○○と申します。
先日は、内定のご連絡をいただき、ありがとうございました。
十分に検討させていただきまして、御社からの内定をお受けする決断に至りましたので、お電話を差し上げました。
検討するお時間をいただき、大変感謝しております。
入社後は、一日も早く御社に貢献できる人材になるように努めてまいりますので、ご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、今後提出する書類や入社までに揃えておくべきものはございますでしょうか。
また、入社までのスケジュールや連絡先をお伺いしてもよろしいでしょうか。
内定を辞退する場合
内定を辞退する場合、その理由と合わせて説明しましょう。場合によっては、採用担当者に引き止められたり、好条件を提示することで再度入社の検討を求められるかもしれません。
十分に検討した結果、内定を辞退する場合は、ここではっきりと断っても構いません。しかし、提示された条件や採用担当者とのやりとりで心が揺れている場合は、再度検討の時間をもらうことも可能です。
内定を辞退する場合の電話例文
○日に内定のご連絡をいただきました、○○大学の○○と申します。
先日は、内定のご連絡をいただき、ありがとうございました。
誠に勝手ながら、内定を辞退させていただきたく、電話いたしました。
私のために貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、このような結果になってしまい大変申し訳ありません。
お忙しいところご対応いただきましてどうもありがとうございました。
それでは、失礼いたします。
まとめ
いかがでしたか?今回は、内定の電話連絡に出れなかった時や、内定承諾の電話のかけ方についてご紹介しました。「お風呂に入っていた」「アルバイト中で出れなかった」などの理由から、内定通知の電話に出れなかったとしても、大丈夫。もどかしい気持ちはわかりますが、次の連絡を待ちましょう。また、内定をすぐに承諾できない場合は、検討する時間をもらいましょう。
人生の大切な決断なので、採用担当者もきっと理解してくれるはずです。こちらから企業に電話連絡をする際は、時間帯に気をつけてかけましょう。今回紹介した例文を参考に、電話の掛け方をマスターしましょう!