【アパレル職種研究】販売はアパレル業界の「顔」!販売員に向いてる人とは?

  • 2017年10月02日更新
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みなさんにとって最も身近なアパレル業界の職種のひとつが「販売職」ではないでしょうか。

販売職はその言葉の通り接客・販売が主な仕事ではありますが、ブランドのイメージ・世界を自身を通してお客様に伝える重要な役割も担っているため、ブランドやショップにとっての「顔」とも言える存在です。

今回は、そんなアパレル業界における販売のお仕事について見ていきましょう。

◆目次

  • アパレルの販売のお仕事その① 接客

  • アパレルの販売のお仕事その② 売り場作り

  • アパレルの販売のお仕事その③ 管理

  • アパレルの販売のお仕事その④ 来店促進

  • ユナイテッドアローズ 山中さんのお仕事

  • アパレル販売の店長のお仕事

  • アパレルの販売に向いている人とは?

  • まとめ

 

◆アパレルの販売のお仕事その① 接客

接客とは、販売する商品に対してスタイリングやアドバイスなどの対面サービスで付加価値を与え、お客さまに最適な形で商品を提供することを意味します。単純に「店頭でお客さまを待ち、商品を販売する」だけではありません。来店したお客さまのライフスタイルを汲み取り、お客さまそれぞれのニーズに合わせた接客を行うことが重要になります。

実際の接客の流れとして、7つの基本的なステップがあります。

(1)待機

店頭にてお客さまを待つ段階です。だだ待つだけでなく、陳列の整理や備品の片付けをしながら店内や通路に気を配ります。

(2)アプローチ

まずは「いらっしゃいませ!」という声掛けから。次のステップに繋げるための大切な一歩です。

(3)ニーズチェック・ヒアリング

お客さまのニーズを聞き出し、求める商品以外の情報を引き出す重要なステップ。

(4)商品提案

商品知識が必須といえます。ファッションのプロとしてお客さまに的確なアドバイスを行います。

(5)クロージング

接客の最大の山場といえる「クロージング」。購入を検討しているお客さまに購入してもらうための最後の一押しを。

(6)会計

お客さまを待たせないようテキパキと対応しましょう。お金に関する間違いを絶対のNG。

(7)お見送り

再来店を促す最後の仕上げです。購入の有無に関わらず、感謝の気持ちを込めてお見送りをします。

段階を踏みながら徐々にお客さまとの距離を縮め、ニーズを察知し、提案、お試し、購入、お見送りへと進めていきましょう。

 

◆アパレルの販売のお仕事その② 売り場作り

接客までの間にまず大切なのが「売り場作り」です。

例えば、ブランドまたはショップのコンセプトやトレンドに合わせたディスプレーを考え、店内を清潔に保ち、お客さまに気持ちよく買い物が出来るよう環境を整えます。シーズンに合わせて売り場の雰囲気を変え、常に新鮮な店頭を心掛けることが大切です。

また、ひとつひとつの商品に関する知識をしっかり頭に入れ、いつでも商品の魅力を伝えることが出来るよう準備しておくことも大切です。常に旬のトレンドをチェックし、アンテナを張っておく。自身の身なりにも気をつけ、清潔感のある装いを心掛けておきます。

 

◆アパレルの販売のお仕事その③ 管理

そして販売員にとって「管理」も大切なお仕事です。

まずは「在庫管理」。店頭にある商品をきちんと管理します。日々の売り上げ確認をきちんと行うとともに、半年~1年に一度程度の頻度で棚卸しと呼ばれる在庫確認を行います。最近では、電子タグなどを使って在庫管理を行う店舗が増えています。

もうひとつは「顧客管理」です。ポイントカードなどを発行するショップも増え、取得した顧客の情報をしっかり管理することが重要です。この情報を元に、顧客の購買動向や特性などを分析し、本社などと連携して今後のマーケティングに役立てます。この情報は、お客さまの個人情報です。取り扱いには最新の注意が必要です。

 

◆アパレルの販売のお仕事その④ 来店促進

インターネットやSNS(交流サイト)の普及で、店頭以外でのお客さまへのアプローチが可能になりました。

販売員のリアルなコーディネートや、新商品の入荷情報など、最新の店頭情報をリアルタイムで発信し、来店を促します。最近では、SNSなどと自社のECサイトを連携して商品を販売するなどの動きがあるなど、様々な取り組みが行われています。

また、顧客データを利用してダイレクトメールなどで情報を配信し、顧客の来店促進を行う場合もあります。

 

◆ユナイテッドアローズ 山中さんのお仕事

-ご来店いただいたすべての方を、満面の笑顔にしたい-

ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 自由が丘店 山中久未さん 入社3年目

元々の性格は引っ込み思案だという山中さん。「気持ちさえあれば、自然と会話も上達するものです!」

 

学生時代にユナイテッドアローズで買い物をしたとき、試着中に雨で濡れた靴を拭いてくれた心遣いに感動し、自分もそんな販売員を目指したいとユナイテッドアローズに入社した山中さん。しかし、当初は思い描いていたようにお客様と会話ができず、戸惑うこともあったといいます。

「商品についてどれだけ上手に説明できても、目の前のお客様のことを知らなければだめなのだと気付きました。その方が何をお求めで、何に期待されているのか。気持ちや背景をしっかりお伺いすることが大切です」

今目指しているのは〝お一人お一人に寄り添う接客。同社の教育制度である「束矢大学」や、全ブランドが参加する接客ロールプレイング大会への挑戦など、充実した社内制度を活用しながら、スキルアップにも精力的に取り組んでいます。

「どんな方にも、満面の笑顔で帰ってほしい。だから、お客様の潜在的な気持ちをいかに引き出すかを考えながら販売をしています。クリックひとつで買い物ができる時代だからこそ、私たち販売員にできることがあると思います」

現在働く自由が丘店は、土地柄ゆえ家族連れが多く、「よくご来店くださるお子様の成長が楽しみだったり、記念日のたびに頼って来てくださる方がいたりと、だれかの人生に関われるのがうれしい。お客様と販売員というだけではない信頼関係を築けるのも、販売職の素晴らしさだと思います」

「Be happy」をコンセプトに、心が豊かになる「コト」「モノ」を提案している同店

 

山中さんの一日の仕事スケジュール

9:00 通勤中に、ニュースや天気、イベントなどをチェック。様々な話題にアンテナを張り情報収集

10:00 始業前に朝礼。入荷商品や売れ筋商品、

販促情報について、1日の流れとともに確認

11:00 商品の入荷対応とストック整理。昼前後に混雑することが多いので、接客の時間も長い

12:00 スタッフのメンバーとともに、近隣のカフェや定食屋で昼食。自由が丘の店開拓も楽しみ

13:00 接客、商品出し等。平日は空いた時間を利用し、接客トレーニングも。夕方に30分休憩

19:30 終礼。商品動向や顧客情報の確認のほか、お直し品の採寸チェック、清掃・おたたみなど

20:00 退社。スタッフ同士の仲が良いので、みんなで連れ立って近所の居酒屋へ行くことも多い

 

会社名:株式会社ユナイテッドアローズ

事業内容:婦人服、紳士服、および雑貨等の企画、仕入れ、販売

URL:http://www.united-arrows.co.jp/

ユナイテッドアローズについてのもっと詳しい情報はこちらから

》》https://job.senken.co.jp/shinsotsu/companies/7

 

◆アパレル販売の店長のお仕事

店長になると、通常の販売職の仕事に+αで、店舗責任者として、店の運営、販売計画の作成や売り上げをはじめとした目標の設定、スタッフ育成やシフト作成など多くの仕事が増えます。

本社と連携を取るのも店長の大切なお仕事。店長会などへの出席や、売り上げ報告など様々あります。各店舗スタッフとしっかりコミュニーケーションを取り、マネージメントしていかなければなりません。

 

◆アパレルの販売に向いている人とは?

では、どんな人がアパレルの販売のお仕事に向いているのでしょうか?

第一に、様々なお客さまと接するお仕事なので、「コミュニケーション能力」は必要です。単におしゃべりが好きなだけではなく、相手の気持ちになってニーズを汲み取る能力も含めてのコミュニケーション能力が求められます。「人と接することが大好き!」という人に向いているといえますね。

また、「協調性」も大切な要素といえます。店頭での接客の様子を見ていると、一見、個々人での業務に見えますが、売り場はチームで成り立っています。誰かが接客をしている間にも、レジを担当する人がいますし、バックヤードで在庫整理する人もいるように、それぞれがチームとして分担・連携・サポートしあいながら売り場運営を行っています。

◆まとめ

今回はアパレル業界における販売職の業務内容や仕事の流れを紹介しました。アパレル販売職は「お客様の喜ぶ顔」や「感謝の言葉」に直接触れ合うことができる職業であるとともに、自身の「洋服」や「ブランド」への思いを共有できるとてもやりがいのある仕事と言えるのではないでしょうか。

一方で「労働時間が長い」「お給料が低い」などといったイメージを持っている方も多いでしょう。アパレル業界もそうした課題を踏まえ、販売職の待遇見直しに取り組んでいます。女性販売員に対し結婚や出産後も引き続き働けるよう時短勤務の態勢を整えたり、モチベーションを高めるためにキャリアアップ制度を設けるなど、販売員にとって働きやすい環境作りに取り組んでいる企業も少なくはありません。先入観を持たずに、様々な企業を研究してみてください。

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