【アパレル職種研究】店舗開発ってどんな仕事? 新店舗の全てを仕切る責任者

  • 2017年08月26日更新
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
S624x416 shutterstock 566815405

アパレル業界には様々な職種がありますが、「店舗開発」という職種を聞いてイメージがパッと浮かびますか?「店舗開発」とはどんな仕事なのでしょうか?

今回は、アパレル業界で自社店舗を持つ企業には欠かせないこの「店舗開発」という職種について見ていきましょう。

目次

  • そもそも店舗開発って?
  • 店舗開発の仕事の流れ① 「調査」
  • 店舗開発の仕事の流れ② 「選定」
  • 店舗開発の仕事の流れ③ 「計画」
  • 店舗開発の仕事の流れ④ 「契約」
  • 店舗開発の仕事の流れ⑤「店舗設計」
  • 店舗開発担当者に求められるスキル
  • まとめ

そもそも店舗開発って?

店舗開発とは、企業が新店舗を出す際の総合的な業務をおこなう職種です。アパレル業界では、自社のブランドを持ち、ファッションビルやショッピングセンターに店舗を出している企業には必要不可欠な重要なお仕事です。

店舗開発の仕事の流れ① 「調査」

店舗開発の流れとしては、本部の出店計画に沿った、出店候補地の調査や分析から始まります。

まず「調査」の段階では、自社のブランドがターゲットとしている客層が、出店予定地の地域に多いのか少ないかや、商業施設内へ出店するのが良いのか、もしくは路面店の方が集客が見込めるのではないかなど、幅広く情報収集をして分析を行います。

店舗開発の仕事の流れ② 「選定」

そして「調査」で得た情報を基に、テナントに出店する場合は出店形態や、そのお店に並べるブランドはどれがいいのかなどの「選定」を行います。社内に複数のブランドがある場合は、どのブランドがその地域、条件に最も合っているのかを検討し、より具体的な店舗の在り方を決めていきます。

皆さんも同じブランドや業態のショップでありながら、立地によって店舗の内装や雰囲気が違っていたり、商品構成が違うと感じたことがあるのではないでしょうか。これらの現象は、その出店立地に合わせて、店舗の内装・構成、、また取り扱うブランドや商品の内容を、店舗開発によってしっかりと「選定」されているからなのです。

店舗開発の仕事の流れ③ 「計画」

次に想定される店舗面積や間口から割り出した来客数や売り上げを元に、店舗を運営する「計画」を立てます。店舗を運営するためには、家賃、人件費、内装費、レジなどの備品の準備など、多くの費用が発生します。

それらを踏まえて、店舗の損益分岐点を越えることが出来るかどうかを慎重に見定めます。

店舗開発の仕事の流れ④ 「契約」

そして、いよいよ不動産会社やテナントビルとの「契約」を行います。単純な店舗スペースの交渉はもちろんですが、特殊な入り口を作る場合や、2フロアを使用して店舗内に階段を設置するなど、オリジナルのショップを作る際には、店舗イメージに沿ったビルの改装を伴う場合があるので、条件面などで粘り強い交渉が必要になります。

いかにこちら側の意向を伝え、良い条件を引き出せるかが、店舗開発の腕の見せ所です。

店舗開発の仕事の流れ⑤「店舗設計」

最後に店舗デザイナーとの建築図面調整や施工会社の選定、設備の手配などの「店舗設計」を行います。今までとは違う内装にする場合や、新しいブランドの店舗の際も、店舗開発の担当者が手掛けることが多いですね。

 

店舗開発に求められるスキルは?

店舗開発には以下のようなスキル・能力が求められます。

  • コミュニケーションスキル
  • マーケティング力
  • プレゼンテーションスキル
  • スケジュール管理能力

まずは、不動産会社(ディベロッパー)や社内の経営幹部、店舗デザイナー、施工会社など、社外・社内問わず多くの人と接する仕事なので、コミュニケーションスキルは必須の能力です。

また、新規オープンする店舗で確実に利益を生み出すために、綿密なマーケティングをすることも求められます。その分析結果をもとに、なぜこの場所に出店する必要があるのかを企業の経営陣へ説明するためのプレゼンスキルも欠かせません。複数の店舗を同時に開発するケースも多いので、スケジュール管理能力も重要です。

逆に一つのことに集中してしまうと、ほかの事が手につかなくなってしまうような人は、おそらく店舗開発には向いていないでしょう。

まとめ

今回は店舗開発の仕事の流れ、求められるスキルについて紹介しました。アパレルビジネスにおいて新規出店する場所の選定・交渉はブランドのイメージ作りやビジネスとしての成功を左右するほどのキーポイント。責任も伴いますが、やりがいも十分です。何よりも、ブランドと消費者をつなぐ最も大切な「店」を、自分自身が手掛けるという喜びは他では味わえません。興味のある人は目指してみてはいかがでしょうか?

    関連する記事

    この記事に関連するキーワード

    話題のキーワードキーワード一覧

    月間ランキング月間アクセスランキング

    週間ランキング週間アクセスランキング