【18年度ファッション・アパレル業界調査】有力スポーツ専門店業績ランキング

  • 2019年10月09日更新
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繊研新聞社では毎年、ファッション・アパレル関連企業を対象に業績調査を行っています。今回はその中から、有力スポーツ専門店の業績ランキングをご紹介します。

有力スポーツ専門店の18年度業績は増収企業が大半を占めたものの、利益面では減益も目立ち、ゴールデンスポーツイヤーズに入っても厳しい国内スポーツ用品市場を裏付ける結果となりました。少子高齢化から競技スポーツが低調で、ECにより価格競争も激化しているが、その中でもアウトドア関連は比較的健闘しました。

前年のランキングはこちら≫≫【2017年度】有力スポーツ専門店売上高ランキング

18年度業績は18年7月期から19年6月期決算を対象としました。大手2社ではゼビオホールディングスが減収・大幅減益、アルペンも微増収ながら減益となりました。

1位 ゼビオホールディングス

ゼビオホールディングスは主力の一般競技スポーツが売上高815億7900万円(前期比3.4%減)、ゴルフも611億4200万円(2.1%減)となり、粗利益率が1.6ポイント低下したのが響きました。ゴルフは前年に人気クラブが発売された〝裏年〟に当たることから前年の反動が出る企業が多くみられました。

ゼビオホールディングス

2位 アルペン

アルペンは主力の一般スポーツ用品が健闘して増収を確保しましたが、競合激化やECでの価格競争により粗利益率が悪化しました。

3位 エービーシー・マート

シューズ主力のエービーシー・マートはカジュアルラインのスポーツシューズやスニーカーの販売に注力しつつ、都心部の大型店を中心にスポーツアパレルや小物の取り扱いを拡大し、シューズとトータルコーディネートが可能なMD展開を進めました。当期は65店を出店、既存40店を改装。既存店売上高は都心部を中心に国内外の顧客増を受けて1.5%増となりました。

4位 ジーフット

イオン系のジーフットは当期から連結決算を開始しましたが、昨年実績と比べると減収減益となりました。

5位 メガスポーツ

4位のジーフットと同じくイオン系のメガスポーツは微増収を達成しましたが、経常赤字幅はさらに拡大しました。

メガスポーツが展開する「スポーツオーソリティ」

6位のヒマラヤは子会社譲渡により減収となりましたが、収益性を改善しました。店舗は30店減の109店となっています。

サッカー主力の加茂商事が7位に。昨年のサッカー・ワールドカップで、日本代表が活躍したこともあり、大きく売上高を伸ばしました。

11位となったアウトドア用品のECを主体とするカンパネラは既存の2店を統合する形で、今年7月に大型のアウトドア・ライフスタイルショップを開設しました。

≫≫有力スポーツ専門店業績ランキングはこちら

順位 社名 売上高(カッコ内は前年比伸び率%、▼は減・赤字)
1位 ゼビオホールディングス 2316億2900万円(▼1.3%)
2位 アルペン 2282億6700万円(0.3%)
3位 エービーシー・マート※ 1927億4200万円(2.7%)
4位 ジーフット※ 950億1300万円(-)
5位 メガスポーツ 743億円(1.8%)
6位 ヒマラヤ 679億6000万円(▼6.8%)
7位 加茂商事 80億74300万円(8.6%)
8位 オッシュマンズ・ジャパン 49億6900万円(4.7%)
9位 秀岳荘 20億8100万円(▼6.5%)
10位 スポーツタカハシ 14億円(-)
11位 カンパネラ 13億円(22.0%)

※エービーシー・マートは国内事業の売上高とセグメント利益。ジーフットは当期から連結決算

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