記者のコラム「視点」 ~異業種からの目覚め~

  • 2017年03月01日更新
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ファッション業界に慣れた人なら通り過ぎるこんなこと、異業種からの転職組にはとっても新鮮に映るようです。日々の業務のやりがいや楽しさ、再確認!

 

 夫の転勤のため仕事を辞め、地方に引っ越した友人と会った。彼女は元メガバンクの社員。引っ越し先では、子育てしながら正社員で働ける場として、ファッション販売の仕事に初めて就いた。いわく、「販売が楽しい」という。

 理由を聞くと、「予算達成と高いCS(顧客満足)の提供という一つの目標に、みんなが向かう明快さ」が面白いそうだ。メガバンク時代は社内での根回しや役職ごとの絶対的な上下関係など、「本来どうでもいいこと」に労力を割かなければいけないのがもどかしかったとか。今は社長が現場第一主義で、全国チェーンにも関わらず社長から差し入れがあったりと、距離の近さにも驚いていた。

 販売員不足が業界の大きな問題になっているが、こんな風に異業種から思いもよらない形で転職し、ファッション販売の楽しさに目覚める人もいる。だからこそ、多様で柔軟な雇用形態を準備し、働く意欲の高い人たちを呼び込みたいものだ。(金)

(繊研新聞 2016/08/12 日付 コラム「視点」から)

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