【ファッション業界で働く“業界人”の別の顔】㊦社長は上方落語の有名ブロガー

  • 2018年11月21日更新
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多様な働き方が注目される昨今。プライベートな時間を持てるかどうかが仕事選びで重要になってくるなど、仕事に一途に打ち込むことだけが正しい働き方とは限らなくなってきています。

趣味やライフワークなど色々な一面を持つことが、仕事にもプライベートにも生かされる--今回のセンコミはそんな多様な顔を持つ業界人を紹介します。

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【噺の魅力や心の機微を】社長×上方落語の有名ブロガー

オッジ・インターナショナル社長・安井武昌さん

大衆芸能として老若男女に愛される落語。その上方落語の有名ブロガーという顔を持つのが、オッジ・インターナショナルの安井武昌社長だ。

落語との出会いは中学時代にまでさかのぼる。かつて梅田新道近くにあった寄席に足しげく通い、笑福亭仁鶴や、桂枝雀、明石家さんまの師匠として知られる笑福亭松之助などを観て、その面白さに目覚めた。06年に天満天神繁盛亭が復活したのを機に再び寄席に足を運ぶようになり、以来、その感想をブログ「ごまめ~の~いちょかみ」に書き留めている。「以前は毎週通っていた」というが、現在でも年間30日ほど足を運ぶ。演者の上手下手ではなく、噺(はなし)の解釈などその中身についての感想を記すことが多い。落語家でもそのブログをチェックしている人がいるそうだ。

笑える話だけでなく、人情噺や怪談噺など様々なタイプがある落語。安井社長はその魅力を「人間のさがや、心の機微を感じられるところ」だと話す。「柳田格之進」という人情噺を聞いた際には話を聞きながら涙したこともあった。落語を通して知り合った仲間も大切な財産。「同じ趣味を持つもの同士、仕事を離れていろんな話が出来る。職種や地位も関係なく、気楽に話せることが楽しい」という。

安井社長は落語以外にもゴルフや読書、クラシック音楽など様々な趣味を持つ。最近では短歌にはまっており、短歌を作る会にも通う。「話の引き出しがあれば、会話は楽しくなる。そうした部分は取引先とのコミュニケーションにも生かされている」とも。趣味の時間は仕事も含めて人生を豊かにしてくれているに違いない。

ぜひ気軽に寄席に足を運んでほしいと安井さん。今、イチ押しの落語家は笑福亭鶴二さんだ。

(繊研新聞本紙10月5日付)

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