
サマンサタバサジャパンリミテッドは今年から、全社員が色彩検定を受けられる制度を設けました。カラーコーディネートを全社員の基本技能とし、同社のテーマである〝感動創造接客〟を推し進め、全社の販売力向上につなげます。
取り組みの内容を見て行きましょう!
色彩検定とは
色彩検定は色彩検定協会が実施する色彩の知識・技能を高める資格で、1~3級の3レベルがあります。
同社では社員が色彩の資格を得ることでカラーコーディネーターとしての技能を身に付け、ファッションコーディネーターとしての総合力を高めるとともに、自己啓発により士気を高めるのが狙いです。
7割が合格!
写真=サマンサタバサジャパンリミテッドの店長会では色彩検定の受験を支援しています
2月から協会が主催する講座を受けて勉強しました!6月の試験(大半が3級)には全社員2300人のうち約1500人が受験し、1050人が合格。同検定を一度に1000人以上が受験する企業は初めてといいます。
合格者には9月に同社独自のバッジが支給され、身に付けて接客します。また、合格者は今後、2級や1級にステップアップして能力アップできる仕組みもあります。
自分磨きを後押し
同社は「カフェテリアプラン」という自己啓発を支援する制度を整え、英会話など多様な自分磨きの活動を援助しています。
今回も同プランの一環で、仕事のスキルにも直結することから大々的に取り組みました。また、今年5月には〝ネームマッチングコンテスト〟を初めて実施。顧客の名前と顔を覚える能力を競う社内コンテストで、8月末に結果がでます。同社は今後も接客の質を向上させる取り組みを充実する考えです。