【お仕事ペディア】販売職のやりがいやキャリアを徹底解説!―販売職徹底研究編―

  • 2019年05月10日更新
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皆さんにとって身近な販売職のお仕事、実は知ってるようで知らないことがたくさんあるはず。販売職のやりがいやキャリアを徹底解説します!

販売職の仕事とは?

【接客】お客さんが求めている商品やスタイリングを一人ひとりのニーズに合わせて、最高の笑顔で提案。

【VMD】ショーウィンドーや店頭ディスプレーを工夫して、商品の魅力を高めて買いたくなる仕掛けを作る。

【SNSアップ】顧客作り、お店への来店促進のためには、写真の細部までこだわった投稿が必須。

【本部との連絡】販売にいるからこそ、お客さんから聞いた意見を本部に伝え、商品作りなどに反映。

【後輩指導】販売のお仕事は連携プレー。目標達成のために、自分のスキルを後輩に伝えることも大事です。

【清掃】お客さんが心地よく買い物をするための環境づくり。店頭はもちろん、ストック整理も怠らずに。

Illustration by bob a.k.a enchan

1.ネット販売の時代だからこそ、販売職は活躍する

極論ですがみなさんは近い将来、人に代わってAI(人工知能)が販売の仕事をするようになると思いますか。実は世の中が便利になるほど、販売職の仕事はもっと大事になるのです。ネットで服を買う人には、自宅や勤務先で商品を受け取るだけでなく、店頭受け取りを望む人も多くいます。それは、試着した際、その場で返品やサイズ交換ができ、販売職の人たちの意見を聞くことができるからです。

お店でこれまで人間が行っていた品出しや検品、棚卸しなどの単純作業は、どんどん機械に置き換わり、自動化されていきます。そのかわり、人間には、機械ではできない大事な仕事が待っています。それはお客さんとのコミュニケーションであり、もっと売れる店にするために、何をすれば良いか、考えることです。現場でお客さんと接し、そこで得た気付きを売り場に反映し、より良いビジネスの環境を整える。アイデアはいつも現場から生まれるのです。便利に、楽にモノが買える世の中になることは、考えて仕事をする、当たり前にやらなくてはいけないことを、もう一度人間に問うことになるのです。そしてファッションの商売で、そのことを日々感じながら、仕事が出来る現場こそ、販売職なのです。

2.接客だけが販売じゃない!販売職の1日

販売職の1日は、接客以外にもお客様が気持ちよくお買い物をしてもらうためのお仕事がたくさんあります。

アングローバルの「ザ・ライブラリー」都内路面店スタッフの延藤さんに1日のスケジュールを伺いました。

一日の仕事スケジュール

09:00 「接客モード」にスイッチを入れるため、好きな音楽を聴いて気分を上げて出社

10:15 開店準備。お店のお花に水やり、拭き掃除など店頭の美化を行う

11:00 遅番のスタッフが来る前に売り上げをつくることを目標に接客

12:00 ランチ後、商品企画書に目を通し、商品知識や入荷の時期などを頭に入れる

13:00 接客後やセール前には、顧客様へ感謝の気持ちを込めて、丁寧にお手紙を書く

15:00 本部スタッフから送られてきた指示に従い、Instagramへの投稿。撮影する際のライトや角度まで、細部にこだわる

20:00 1日の振り返り。先輩スタッフからフィードバックを受け、次回の接客に生かす

3.販売職のお仕事、不安を解決します!

学生のみなさんが販売職として働く上で知りたい・不安なことを、第一線で販売職として活躍する各社の先輩スタッフさんに質問してみました。各社によって事例は異なるので説明会でも直接質問してみましょう。

―接客は未経験ですが大丈夫?

接客を通じて、お客様が何を求めているのかを想像し、楽しんでお買い物をしていただくことが大事だと思います。接客経験がなくても日々の生活やアルバイト経験での些細なコミュニケーションで身につきます。不安にならず、積極的にチャレンジしてほしいです。

アッシュ・ぺー・フランス株式会社 店長 宮本愛菜さん

―まとまってお休みはとれますか?

希望の休みを毎月3日まで出すことが可能です。私はシフトを作る側なので、できるだけスタッフが二連休をとれるように工夫をしています。

店頭が落ち着く2月や8月の時期には6日間の夏期・冬期休暇が取れ、勤続年数5年目ごとに10日間の「アニバーサリー休暇」もあります!

株式会社ジャパンイマジネーション リーダー店長 伊藤美玲さん

―入社前後で販売職のイメージは変わりましたか?

販売職は接客を通じてお客様自身がキラキラと輝くお手伝いをする役割だと改めて感じました。お客様ご自身では挑戦しないコーディネートをご提案できたら、洋服の選択肢の幅が広がります。ファッションが好きな一人として、そのお手伝いができることが嬉しいです。

株式会社ファーイーストカンパニー 店舗スタッフ 高下愛さん

4.販売で培った経験があなたのキャリアを磨く

販売職の仕事は一日中、店頭に立ち、繁忙期には、文字通り足を棒にして働く日もあり、楽ではありません。

出来れば会社に入ってすぐにバイヤーや企画、プレスになりたい、そんな風に考える人も多いはずです。

しかし、セレクトショップや、ユニクロ、無印良品のような大手企業は、新卒採用した社員をそのまま本社勤務にすることはまずありません。

多くの小売りでは、新人の配属先はお店です。自社の商品を店頭に並べ、接客して売る。自分達の作っている商品とお客さんの気持ちがどんな風につながって商売が生まれるのか、それを体感していない人間はキャリアアップしていくことはできません。

ユナイテッドアローズの創業者である重松理名誉会長は「店頭で働くと、店長になれる。店長になれる人は経営者になれる。商品について深く知ると企画もできるし、バイヤーにもなれる。小売りにとって全ての出発点は販売職だ」と言っています。

販売職としてキャリアをスタートすると、まず、開店から閉店まで店を切り盛りする手順、そして接客を学べます。それができれば、お客さんがいま、何を求めているか、それに応えるには、どんな工夫をすれば良いか、最善の方法を考え出せ、次のキャリアにつながります。

5.人事担当者に聞きました!販売職のキャリアについて

販売職の具体的なキャリア事例について各社の人事新卒採用担当者にも質問してみました。キャリア形成の仕方は各社によって制度やステップが異なりますので直接お話を伺って比較・研究してみましょう。

国内外の外国籍スタッフが活躍

国内店舗で店長職を経験し、店舗マネジメントを習得したその次のキャリアとして、グローバルマネージャーという職種を新設しました。海外店舗が増えるにあたり、現地でミキハウスブランドを表現できるように店舗運営をするのが主な仕事です。現在、海外のお客様が多い国内店舗では多くの外国籍社員も活躍しています。同じ国のお客様がご来店されたとき、言語以上に武器となるのが、その国の文化を知っていること。お客様のバックグラウンドを踏まえた商品提案ができるのが何よりの強みです。

株式会社ミキハウス 人事部 採用課 本間澪月さん

プロフェッショナルとして販売職を極めることも可能

ジュンの販売職は、2~3年で副店長クラスのスキルを身につけてもらい、3年目以降には店長という形がキャリアアップのベースとなります。その先には、ショップディレクターやエリアマネージャーなどのキャリアがある一方で、マネジメント職ではなく販売のプロフェッショナルとして活躍したい人の選択肢も用意してあります。また、ECやプロモーションなど専門職への職種変更やブランドの課長、部長といったポジションへのキャリアアップも可能なので、安心してまずは販売職で活躍して頂くことができます。

株式会社ジュン 取締役執行役員 人事・総務部 担当役員 嘉野敬介さん

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