アパレル職種のリアルをあなたに。職種大辞典「お仕事ペディア」② ≪店づくり編≫ バイヤーやMDが活躍!

  • 2017年03月28日更新
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
S624x416 shop

デザイナーやバイヤー、プレスにクリエイティブディレクター。何となくのイメージは持っているものの、どんな働き方をしていて、どんな毎日を過ごしているのか、見えづらいと思いませんか?今回は、それぞれの職種で活躍するプロフェッショナルたちに、入社のきっかけやその職種で求められる能力、仕事の魅力を語ってもらいました!

【シリーズ】アパレル職種のリアルをあなたに。職種大辞典「お仕事ペディア」① ≪ものづくり編≫

バイヤー/阪急阪神百貨店 阪急メンズ紳士服商品統括部

大切なのは買い付けまでのプロセス

阪急メンズ紳士服商品統括部 紳士雑貨商品部/紳士靴・ベルト担当バイヤー/芝崎優輔さん 入社10年目

芝崎さんの毎日は多くのTODOリストの中から優先順位を考え、スケジュールを立て、ピックアップした仕事を進めていきます。ミッションは大阪、東京、博多の各店舗の紳士靴とベルト売場の品揃え計画とバイイング業務。出張やテレビ会議で各店舗の担当者とコンタクトを密に取ります。また、店に出てお客様の声を、直接集めることも重要な仕事です。

買い付けをメインとしますが、一番大切にしているのは、買い付けまでのプロセス。お客様のライフスタイル、世の中の状況、その他様々なことを想定して、次のシーズンに流行する商品を予想しています。それらの情報を携え、全世界のバイヤーが集まるイタリアでのメンズファッションコレクション「ピッティ・ウォモ」から始まり、その後も国内外の展示会に赴き、発注・新規取引先開拓・情報収集を行っています。

一番のやりがいは「海外のメーカの方々と企画した商品が店頭に並び、実際にお客様が買ってくださること」と芝崎さんは話す。

会社の雰囲気は、自分が「こんなことをしてみたい」と提案したことに対して、「やってみなさい」とチャレンジさせてくれる風土があるといいます。それが芝崎さんの背中を押します。「今後は仕事の幅を広げるためにも、新しいカテゴリーや売場のマネージャーも経験したい。そして最終的には今までにない“ファッション”の新たなる価値を生み出し、世の中の人々の“衣”の暮らしをより豊かなものにしていきたい」と意気込みます。

【一日の仕事スケジュール】

  • 08:30 通勤時は、男性の足元が気になる 

  • 09:30 出勤、メールチェックや郵便物の確認、ToDoリストの作成

  • 10:00 会議の資料作成、イベント立ち上がりの日は売り場へ

  • 12:30 同僚と情報交換しながら昼食

  • 13:30 取引先との商談や展示会、社内での会議や打ち合わせ

  • 19:00 ToDoリストの確認、退社 

  • 20:00 帰宅。次の日に履く靴の手入れは欠かせない

<プロフィール>

趣味は料理。平日の夜はなかなか時間が取れないので、休日はお昼過ぎからキッチンに立つのが楽しみ。2007年4月入社。出身学部は商学部流通学科。兵庫県出身。

⇒阪急阪神百貨店についてのもっと詳しい情報はこちら!

店舗MD/ワールド「アナトリエ」

作り手の想いとお客様のニーズ、双方の意見をマッチングさせる

株式会社ワールド アナトリエ 店舗課 業務推進 兼 店舗MD リーダー/平野達紀さん 入社10年目

市場調査や売上の動向を分析し、販売計画から予算管理など総合的に行うMD(マーチャンダイザー)。ワールドが展開するアパレルブランド「アナトリエ」の店舗MDの仕事は、1週間のルーティンワークで成り立っています。

月曜日には、ブランドに関わる各担当を交えて前週の検証と今週の戦略を決定。火曜日には、その決定事項を各店舗に共有。水・木曜日は、店舗の巡回やディベロッパーとの商談。金曜日には、週中の検証を考慮した週末の戦略を計画します。

その合間に商品企画会議に参加し、デザイナーたちに現場の声を伝えることも。「作り手の感性とお客様のニーズが必ずしも一致するわけではないので、そのバランスを考えて意見をすることが大切です」と平野さん。ブランドビジネスにおいてバランス感覚が必須の職種です。

<プロフィール>

2006年に新卒で株式会社ワールドに入社。MDの基礎を学び、2年目からは百貨店ブランドのMDを担当。その後、「アナトリエ」のMDとして5年の経験を積み、現在は同ブランドの店舗MDのリーダーとして全体を統括。

⇒ワールドについてのもっと詳しい情報はこちら!

VMD ビジュアル・マーチャンダイジング/アズノゥアズ

店づくりの基本は、本当にきれいな環境づくり

株式会社アズノゥアズ 経営企画室/笠原まりみさん 入社20年目

「VMDとは、お客様にとって視覚的にも心理的にも、見やすく、選びやすく、買いやすい売り場を作る手法のこと」と語る笠原さん。現在、VMDチーフとして全ブランドの売り場づくりをリードしています。

「売り場づくりの主役は店長を始めとする店舗スタッフですが、ときには会社全体のブランドイメージやお客様の視点に立った客観的なアドバイスと軌道修正が必要な場合もあります。各ブランドの担当者と一緒に全国の店舗を回り、店舗スタッフと共により魅力的な売り場をつくる、それが私の仕事です」と目を輝かせます。

VMDの基本は整った環境の創出。その原点は清掃です、という笠原さん。「きれいに見せるのではなく、本当にきれいであることを追求しなければ、お客様をひきつける店舗は生まれません」と信条を語ります。

<プロフィール>

新人の頃から環境演出や商品陳列などの店づくりが好きだった笠原さん。販売やプレスなど、様々な経験を積んでVMDチーフに。VMDの経験を活かして、将来は店づくりに関わる新しい仕事にも挑戦したいと語ります。

⇒アズノゥアズについてのもっと詳しい情報はこちら!

エリアマネージャー/ナルミヤ・インターナショナル

スタッフと共に考え、導き、急成長ブランドを支える

株式会社ナルミヤ・インターナショナル SC事業部 プティマイン エリアマネージャー/里見綾子さん 入社9年目

数多くの子供服ブランドを展開するナルミヤ・インターナショナル。「子供服は『孫に』『お祝いに』と幸せが派生する。夢がいっぱいです」と常に笑顔の里見さん。バリキャリ女子には見えない優しい雰囲気が印象的です。

日々の売り上げと在庫の把握は業務のひとつ。店舗の売れ筋を見ながら担当店舗間で在庫を調整します。さらに毎日いずれかの担当店舗を訪れ、VMDの確認や変更の指示、店長とのミーティングと問題解決のフォロー、そして店頭に立っての接客までこなします。

大切にしているのは、スタッフとの信頼関係。「教えるだけでなく、一緒に考えて行動するようにしています」。物事の全体を把握できる人に向いている仕事、と里見さんは言います。「販売・服・VMD・数値管理を地道に学んで欲しい。百貨店で接客を受ける経験も大切です」。

<プロフィール>

「服が好きなのはもちろん、子供がすごく好き」と新卒で入社し、販売スタッフ・店長を経験。約1年前、会社に「エリアマネージャー職」が新設されると同時に昇格。関東の「プティマイン」のうち、6店舗を統括します。

⇒ナルミヤ・インターナショナルについてのもっと詳しい情報はこちら!

    関連する記事

    この記事に関連するキーワード

    話題のキーワードキーワード一覧

    月間ランキング月間アクセスランキング

    週間ランキング週間アクセスランキング