本命企業に思いを伝えたいけどどうすればいいの?体験!人気企業の【模擬面接】-マツオインターナショナル編-

  • 2018年05月09日更新
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自分を売り込むための緊張のステージと言えば「企業面接」。「本命企業に自分の熱い思いを伝えたいけど、でもどうすればいいの?」そんな悩みに答えるべく、人気企業の採用担当者の見ている部分や本音を教えていただくこの企画、「模擬面接」で明らかに!

今回は、マツオインターナショナルの人事担当者の方に模擬面接をしていただきました。

★参加学生

(左)佐藤那奈さん/織田ファッション専門学校 ファッションデザイン科 2年生
舞台衣装が好きで、高校の被服科を卒業。ニッチな世界感の服作りを目指している。将来は自分のブランドを立ち上げたいと語る情熱家。

鈴木未来さん/織田ファッション専門学校 ファッションテクニカル科 2年生​
幼いころから絵を描くことが好きで、洋服のデザインにも興味を持つ。一人ひとりに最高の着心地を約束する服作りを目指す努力家。

※学生の氏名は仮名とさせていただいております

★模擬面接をしてくれるのは・・・

牧村圭久さん
マツオインターナショナル株式会社/人事総務部 係長
「大人の女性のライフスタイル全体を提案するブランド」を掲げる同社の採用をリード。もの作りを愛し、挑戦する人材を求めている。

 

Q1自己PR

牧村 鈴木さん、佐藤さんの強みを自己PRしてください。

鈴木 はい、何ごとにも冷静な気持ちで対応できることです。冷静といっても冷めた目ではなく、常に周囲の人を観察し、相手の意見を尊重しながら発言するよう心がけています。たとえば、グループ実習で服を作る際、デザインや生地などに関して、さまざまな意見が交わされますが、そんなときに、みんなの意見を尊重しながら整理し、まとめるなど、調整役を任されることが多いです。配慮がいきすぎて、返って優柔不断な性格に見られてしまうこともあります。これは短所でもあるので、直したいと考えています。

牧村 短所を克服するために、どんな努力をされていますか?

鈴木 できるだけ躊躇せず即答するように努力しています。私は問われたことに対して、しばらく考えて答える性格なので、スピード感が必要な仕事の現場でコミュニケーションするためには、自分の意見をすぐ相手に伝えられるようになりたいと考えています。

佐藤 私は服を作るとき、納得がいくまで突き詰めて考え、すべてのプロセスにとことんこだわる性格が強みです。たとえば最近、実習で製作した衣装にレースを挟み込もうとしたのですが、その切り替え線がうまくいきませんでした。自分が心から納得するまで、先生のアドバイスもいただきながら何度もやり直しました。

牧村 佐藤さんの強みは、ときに弱点にもなるのでは?

佐藤 はい、こだわるあまり周囲が見えなくなり、回り道になってしまうこともあります。仕事の現場ではこだわりも大事ですが、スピードや効率、周囲の方とのリレーションも大事だと思います。そこで、学校のクラス内の係などを率先して引き受けるなど、みんなと調和できるよう意識して行動しています。

牧村アドバイス 鈴木さんの改善点は目線です。基本的には相手の目を見て話されていますが、ときどき目線が下がってしまいます。目線が下がると、自信がなさそうに見えてしまうので、考えている最中も笑顔で軽くうなずくなど、目線を外さない工夫をするとよいでしょう。

一方、佐藤さんの改善点は、強みの説明にもう一歩踏みこんで欲しかったこと。製作した衣装のコンセプトやデザイン、着るシーンなどが分かれば、佐藤さんのこだわりもより具体的に把握でき、佐藤さんならではの強みをアピールできたと思います。

Q2ファッション業界に就職して、どんなことをやりたいですか?

牧村 この業界でやりたいこと、挑戦したい職種は何ですか?

鈴木 私は小柄なので服を選ぶときも丈やウエストの位置が合わないことが多く、気に入った服を見つけても諦めざるを得ない場合もあります。

そこで将来は、パタンナーになってあらゆる身長、体形の方がきれいに着られて、おしゃれを楽しめるパターンを引きたいと考えています。また、幼い頃から絵を描くのも好きなので、デザイナーの仕事にも興味があります。

佐藤 私はアクの強いガーリーな服が好きなのですが、そのような服を作っているブランドは限られています。そこでまず、デザイナーとしてアパレル企業で経験と実績を積み、将来は自分のブランドを立ち上げたいと考えています。

牧村 今日の着こなしのポイントはどこですか?

鈴木 このジャケットはコムデギャルソンを参考に自分でデザインして製作しました。こだわりはギンガムチェックの半裏です。切り替え線ごとに一本ずつパイピングしました。かっちりしすぎないように、フリル付きのブラウスとゆるめのパンツを組み合わせています。

佐藤 私はパステルカラーが好きなのですが、今の髪色が派手なカラーリングなので、あえてモノトーンの服を選びました。ヴィヴィアンウエストウッドのピアスがポイントです。

牧村アドバイス 鈴木さんは、小柄でフィットする服となかなか出会えない、という鈴木さんならではのエピソードを交えながら、それがパタンナーを目指す根拠であることを、自信を持って話していました。作りたい服のイメージをもう少し具体的に伝えると、説得力が増すと思います。

佐藤さんは、ファッション業界全体を見据え、自分の好きな世界を表現するブランドの希少性を訴えつつ、ないなら自分でブランドを立ち上げよう、というポジティブな姿勢が伝わってきました。将来に備えて、デザイナーとして何がしたいのか、具体的に伝えればなお良いでしょう。

 

着こなしの説明ですが、自作の服で面接に臨む鈴木さんのアイデアは素晴らしいと思います。自分自身が作品であり、モノ作りへの思いが伝わってきました。面接で作品を披露する。これほど効果的なプレゼンはありません。

佐藤さんは、髪色やアクセサリーまで、しっかり考えたトータル・コーディネートであることが印象的でした。

 

面接では、まず結論を述べて、なぜそうなのかという、結論にいたる要件を簡潔に伝えることが大切です。また、ファッション業界でこんな経験を重ねたい、こんな仕事に挑戦したい、というストーリーをあらかじめ考えた上で話した方が、より分かりやすく、本気度も伝わると思います。就職活動は始まったばかり。頑張ってください。応援しています!

●人事担当者のチェックポイント

  • ファッション業界には、さまざまな仕事があり、多くの方と関わり合いながら仕事をします。そこで大切なのが積極性。面接官は学生の話を聞きながら、積極的な行動力の有無をチェックしています。
  • コミュニケーション能力は仕事をする上で、最も大切なファクターです。その能力がストレートに表れるのが表情です。笑顔はもちろん、目線をしっかり相手に合わせて、自信のある自分を打ち出しましょう。
  • 面接に臨む会社で何がしたいのか、具体的に伝えることも重要です。たとえば、このブランドの服に、こんなテイストを盛込みたい、こんな方向性のブランドを立ち上げたいなど、夢と熱意をぶつけましょう。

●学生の感想

鈴木 初めての面接体験でした。自分の強みや着こなしのポイントなど、予想外の質問もあり、あらゆる問いかけを想定し、準備する必要性を痛感しました。相手の目を見て話すのが苦手な点を指摘してくださった牧村さん。克服できるように頑張ります!

佐藤 初対面の方と話すのが苦手なので緊張しました。自分の体験やストーリーを織り交ぜ、手振りなどのアクションを交えて語る大切さを学びました。牧村さんのアドバイスを心に留めて、本番に生かしたいと思います。本当にありがとうございました!

【会社名】マツオインターナショナル株式会社

【事業内容】婦人服の企画・製造・販売

【URL】http://www.matsuo-international.com/

マツオインターナショナルについてのもっと詳しい情報はこちら>>マツオインターナショナル株式会社

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