マッシュホールディングスが20代前半の昇給率アップ! “人の力”でさらなる成長へ

  • 2017年05月30日更新
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
S624x416 mash salary02

マッシュホールディングスは先月から、販売スタッフの給与制度を改定しました。特に20~25歳の一般的に給与が低い若手社員の昇給率を引き上げ、25歳以上も実力に応じた手当をつける「ハイブリッド型の昇給制度」としています。

ベースアップも実施します。販売職の価値を高めるとともに、スタッフには給与を生かして人間力を磨いてもらう狙い。新卒採用拡大を計画するなかで、より良い人材の確保・定着につなげます。

【関連記事】

業界でトップクラスの水準へ

グループ4社のマッシュスタイルラボ、マッシュビューティーラボ、マッシュスポーツラボ、マッシュセールスラボの販売社員について、20歳から25歳にわたる給与の上昇率を従来の約10%から約25%に変えました。業界平均16%に対しトップクラスの水準にするという。マッシュフーズは飲食事業に合った人事体制を整備した上で検討します。

「20~25歳の経験は非常に重要。仕事が終わって寝るだけでは接客にも厚みが出ない。働き始めてモチベーションが高い時期に、腰を据えて勉強してほしい」と近藤広幸社長は話します。アートを見たりするにもお金が必要だが、待遇面でバックアップ。同社は企業理念にウェルネスデザインを掲げており、社員自身が心身豊かなライフスタイルを実践することも重要視しています。

一方、25歳以上の販売社員の昇給率は業界平均相当にしつつ、実力に応じた手当を上乗せします。既存手当のほかに、棚卸し、スタッフの定着率、顧客獲得など多面的に評価できる手当を検討しています。こうした手当は25歳以下も対象にします。

ベースアップも実施し、販売職1780人のうち正社員・準社員は月給で1万円相当を上げます。パート・アルバイトの時給も50円アップ。これを考慮して、若手デザイナーなど25歳以下の本社スタッフの昇給も厚くしました。ベースアップの経費は1年で約2億円の見込みです。

店舗数拡大を進める中、待遇改善で採用活動も活発化します。新卒採用人数はこれまで年に三十数人だったが今後増やし、20年度に200人近くを計画しています。

ベースアップと若手昇給率を維持しながら新卒採用を増やした場合、20年ごろには年4億~4億5000万円が必要とみています。人件費増をまかなう施策としてまず離職率を改善し、採用活動経費を抑制。法務など管理部門の外注費も削減します。アパレルの消化率改善、雑貨カテゴリーの収益強化、EC化率向上にも取り組みます。


販売現場への投資の意義について「企業以上に人には伸びしろがある」と強調。「もし商品や店装が同じでも、人の力だけで(店の売り上げを)150%にできると信じている」とし、販売職の将来に光を当てる。

    関連する記事

    この記事に関連するキーワード

    イベント一覧

    話題のキーワードキーワード一覧

    月間ランキング月間アクセスランキング

    週間ランキング週間アクセスランキング