みんなが知らないファッション企業の魅力を紹介する「企業マル秘調査ノート」【アダストリア編】 アダストリアの強さの秘密とは?

  • 2018年03月16日更新
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
S624x416 adatop  2

皆さんが知らないファッション企業の魅力的な一面を特別に紹介する「企業マル秘調査ノート」。

今回は、新ブランドや新事業など、常に新たな試みにチャレンジし続ける企業姿勢で、業界でもその動向に注目を集めるアダストリアの魅力を紹介します。

強さの秘密は変化し続ける人と組織にあり

「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など数多くのブランドを扱うアダストリア。売上高はここ5年で67%増加し約2036億円(図A、2017年2月期)に成長した。その成長の裏側にはアダストリアの人と組織の力がある。

◆全社員が同じ方向を向いて動く

アダストリアの企業特性としてよく挙げられるのがマルチブランド戦略だ。20を超えるブランドを運営し、子どもから大人の男女まで幅広いターゲット層に対応している。ファッションだけでなく生活雑貨や飲食などライフスタイル全般に事業領域を広げており、学生を対象にした就職意識調査(図B)では「注目している企業」1位、「入りたい企業」2位に選ばれている。

そんなアダストリアのことを、実際に働く社員たちはどのように見ているのだろうか。人事担当者は会社の魅力について「仕事もプライベートも楽しんでいてキラキラしている社員が多いこと、それがほかの会社との一番の違いかもしれません。会社のことが好きな社員も多いです」と話す。

皆が「お客様」をわくわく楽しくさせることを第一に考えており、だからこそまず自らの仕事や人生が楽しくあるよう実践している。店舗数は国内外で約1500店、従業員数は約5000人にのぼるが、所属部署は違っていても社員が向いている方向が同じなので組織を越えて理解し助け合うことができる団結力がある。

「アマゾン・ファッション・ウィーク東京」でショーを行った「ハレ」

国内最大店舗となった「グローバルワーク」キャナルシティ博多店

◆販売現場で感じる会社の〝変化〟

2017年に本部オフィスを東京の渋谷ヒカリエに移転し、今まで顔を合わせる機会がなかった社員同士のコミュニケーションが増えた。カフェスペースでは夜にブランドや役員主催のイベントが開かれている。普段から役員と現場社員の距離が近く、新しい意見を聞かれそれが採用されることもある。社歴や経験に関係なく、取り組む価値のあるアイデアは社員にチャレンジの場が与えられる社風という。

オフィス移転後、社員同士の交流が増えた

新市場の開拓やEC事業の強化などアダストリアは常にチャレンジを続け、ときには戦略を思い切って変えることで成功へと導いてきた。店舗で働いていても会社の変化を実感することは多い。例えば新しいシステムの導入で日々の売り上げデータの集計・分析作業も効率化された。販売員がより働きやすく接客に集中できるようにするためであり、変化と挑戦の裏には必ず「お客様のために」という目的がある。

飲食事業のノウハウを生かした社内カフェ

ともに挑戦していける仲間を増やすため、2019年春に向けたアダストリアの採用活動のテーマは「アダベンチャーマインド」とする。アドベンチャーとアダストリアをかけた造語で、「変化を恐れず挑戦する気持ちを持った熱い人」との出会いに期待している。アパレルだけでなく消費者のライフスタイル全体に寄り添った商品・サービスを提供しグローバルで活躍できる企業を目指すアダストリアにとって、これまで以上に変わり続けることのできる人と組織こそが未来を作る。

★ニュース解説★

上に挙げたのはアダストリアに関する2017年の主なニュースだ。1年でこれだけ多くのニュースがあり、新ブランドや新事業にチャレンジする企業姿勢が改めて分かる。カフェ、ライフスタイル、ジュエリーなどアパレル以外の市場開拓にも積極的だ。グローバルでの成長を見据え、台湾や韓国への出店、米国企業への出資、「アマゾン・ファッション・ウィーク東京」でのショー参加にも取り組んでいる。

-取材メモ

スピードと柔軟性が変化を支える

アダストリアの渋谷オフィスに行くと壁面に描かれたさまざまなグラフィックが目に入る。よく見るとそれは、企業の歴史をイラストで紹介したものだ。アダストリアの前身は1953年に茨城県水戸市で設立された福田屋洋服店で、元々は紳士服の小売業を営んでいたがその後メンズカジュアル市場に進出、さらにレディスカジュアル市場、SPA(製造小売業)化、ライフスタイルブランド開発などさまざまな変化と転機を繰り返してきた。

1953年に茨城県水戸市で創業した

そして現在2000億円を超える会社に成長した。一般的に企業規模が大きく歴史が長いほど、変わることのリスクを恐れて現状維持になりがちだ。しかし変化の激しいファッション業界で生き残るにはときに新興企業のようなスピード感や柔軟性、勢いも必要であり、アダストリアはそういう感覚も大切にしている。

今回の取材で印象に残ったのが、ある社員の「アダストリアの人が好きです」という言葉。誰に対しても気さくで、笑顔がすてきで、新しいことや変化を楽しめる―勢いのある企業は魅力的な人材が多いということももちろんだが、会社や共に働く仲間のことが好きだと胸を張って言える社員がいること、それがアダストリアの大きな財産だと思う。

変化への強い意思を表現した企業ロゴ

【会社名】株式会社アダストリア

【事業内容】衣料品・雑貨等の企画・製造・販売

【URL】http://www.adastria.co.jp/

 

アダストリアの企業情報・求人情報はこちらから

>>株式会社アダストリア

    関連する記事

    この記事に関連するキーワード

    新着のお仕事最近公開されたお仕事

    話題のキーワードキーワード一覧

    月間ランキング月間アクセスランキング

    週間ランキング週間アクセスランキング