就活面接の自己PRでリーダーシップをアピールする時のポイント・例文

  • 2017年10月23日更新
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就活で面接が始まると、「リーダーシップを発揮した経験はありますか」と聞かれることが多々あります。しかし、学生が思い描くリーダーシップと面接官の抱くリーダーシップの間には大きなギャップがあります。今回は、面接官がどのようなリーダーシップを求めているのか、ということと面接でリーダーシップをアピールするときのポイントを紹介します。これから面接を控えている学生は必見です。

 

目次

  1. 面接官の求めるリーダーシップとは?
  2. 面接でリーダーシップをアピールする時に陥りがちな間違い
  3. 面接官に好印象を与えるリーダーシップのアピール方法と例文
  4. リーダーシップは誰にでもアピールできる
  5. まとめ

 

面接官の求めるリーダーシップとは?

学生と面接官のリーダーシップに対する認識にはギャップがある

リーダーシップと聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

多くの学生は、「サークルの幹事」「部活動のキャプテン」「ゼミ長」「ボランティア団体の創設者」など、リーダーとしての「役割」の方に向きがちです。

もちろん、これらも立派なリーダーシップです。しかし、面接官はあなたが「リーダー役」を務めたかどうかを知りたいのではありません。

意外と知らない!リーダーシップの意味とは?

リーダーシップには、リーダー役などの「地位」の他に、リーダーとしての「素質」も含まれます。

リーダーの素質の一例をあげると、

  • 率先して行動すること
  • 計画的に取り組むこと
  • 物事を俯瞰して見ること
  • 冷静さを保つこと
  • 失敗から学ぶこと などがあります。

通常、リーダーとしての素質を発揮した場面を説明するために、あくまで具体例として「リーダー役を果たした経験」を伝えるのですが、多くの学生は「リーダー役の経験」の方に意識が向いてしまい、肝心の「リーダーとしての素質」の部分が空っぽになってしまのです。

「リーダーとしての役割」と「リーダーとしての素質」は、似て非なるものなのです。

面接官が知りたいのは「リーダーとしての素質」であり「リーダーとしての役割」ではない

面接官が学生に求めるリーダーシップは、集団をまとめることや周囲を牽引することだけではなく、リーダーとしての素質、つまり自分自身を統率するリーダーシップも求めているのです。

具体的な例をあげると、面接官は下記のようなことをリーダーシップと考えています。

  • 自分の決めたことを強い意志で遂行できるか
  • 困難や問題が起きたときに自分で考えて対処できるか
  • 周りがどうであれ、良いと思うなら嫌なことでも率先して取り組めるか
  • ものごとに当事者意識、目的意識を持って向き合い行動できるか
  • 周りへの影響を考えて自分の態度、言動、行動をコントロールできるか

面接でリーダーシップをアピールする時に陥りがちな間違い

リーダーとしての「役割」ばかりにフォーカスする

リーダーとしての素質があり、周囲を牽引するリーダー役として活躍されてきた場合、「役職」をアピールしたくなってしまうのは当然です。ただ、いくら肩書きをアピールしても、あなたのリーダーシップがどれほどのものか伝わりません。

大切なのは、

  • どんな素質を
  • どの場面で
  • どうやって生かし
  • どんな結果になったのか

というエピソードを伝えること。

エピソードの中にこの4つの要素をきちんと盛り込むことで、初めてあなたの「リーダーシップ」を面接官にアピールできます。

具体性に欠け説得力がない

よくある間違いの中に「サークルの幹事をやっていた時、サークル内で揉め事がありました。私はリーダーとしてメンバー全員を呼び出し、徹夜で本音をぶつけ合った結果、ようやく揉め事が解決しました。この経験から、なんでも言い合える環境を作ることができ、その精神は私が引退した後も引き継がれています。」といった類のものがあります。

一見すると、上の項目で紹介した要素を含んでいて、良い内容に思えますが、実はこのアピールだと面接官にあなたの「良さ」が何も伝わりません。なぜでしょうか。それは、ストーリーがありきたりだから、という理由ではなく、具体的ではないからです。

面接官は、

  • どんなことで揉めたの?
  • どうやって本音を引き出したの?
  • 仲間の仲裁をするとき、何が一番大変だったの?
  • 工夫したことや、意識したことは?

など、かなり具体的なことを知りたいと思っています。

具体的な部分に、あなたのリーダーとしての資質やあなたの「良さ」が隠れているからです。

面接官に好印象を与えるリーダーシップのアピール方法と例文

面接官に好印象を与えるアピールの方法

ここまでで、

リーダーシップを裏付けるエピソードを伝えること
具体的に話すこと

が大切だということがわかりましたが、実際どのように伝えればいいのでしょうか。

次のような枠組みで話を組み立てることで、わかりやすく効果的に伝えることができます。

  • 結論:リーダーとしての素質
  • 裏付けとなるエピソード:いつ、どこで、何を、どのように対処したのか、その結果どうなったのか
  • 意気込み:今後、リーダーとしての素質をどのように生かしていきたいか

面接官に好印象を与える例文

結論「私は集団のリーダーとしての役割を果たしたことはありませんが、目的意識を持って計画的に物事を進めることで、リーダーとして大切な資質を培いました。」エピソード「高校2年生の冬、私が所属していたテニス部では『受験勉強がおろそかになる』という理由から部員がやめていく傾向にありました。しかし私は、夏の大会を目標にしていたため部活動の練習と受験の勉強を両立したいと考えていました。そのため、朝は勉強、放課後は練習とメリハリをつけて両方に取り組みたい旨を、顧問に相談しました。そうすれば、練習で疲れて勉強ができない、という悩みを解決できるからです。顧問は私の提案を尊重してくれ、高校3年生は朝練は必須ではなく自己判断で参加するよう新たなルールができました。その結果、限られた時間に集中して取り組むことができ、大会出場と第一志望の合格の両方を達成できました。」意気込み「入社後も、タスクが多く手が回らないと思うことがあるかとは思いますが、目標を定めて周囲と相談しながら計画的に行うことで、成長していきたいと思います。」

リーダーシップは誰にでもアピールできる

周囲を統率するリーダーとしての役割を果たしたことがなくても、リーダーとして必要な資質を伝えることで、リーダーシップをアピールできます。自分の強みを活かしたリーダーシップのスタイルを考えてみましょう。

リーダーシップに必要な資質はたくさんあります。それぞれが、自分の強みを活かすことでリーダーシップを発揮しているのですから、あなたにも探せるはずです。

過去の経験に、次のことを照らし合わせて思い出してみましょう。

  • 自分の決めたことを強い意志で遂行したか
  • 困難や問題が起きたときに自分で考えて対処したか
  • 周りがどうであれ、良いと思うなら嫌なことでも率先して取り組んだか
  • ものごとに当事者意識、目的意識を持って向き合い行動したか
  • 周りへの影響を考えて自分の態度、言動、行動をコントロールしたか

一つでも当てはまるものが見つかったら、その経験を上記の例に習ってまとめてみましょう。きっと、あなただけの素晴らしいアピールができるはずですよ。

まとめ

今回は、面接でリーダーシップの経験を尋ねられた時の上手な答え方を紹介しましたが、いかがでしたか?リーダーシップをアピールしたいときは「役割」にフォーカスせず、あなたの「資質」や「結果」について詳しく説明しましょう。面接官の質問の意図を汲み取って、あなたならではのリーダーシップの経験を伝えてみてくださいね。面接、頑張ってください!

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