【アパレル業界・基礎講座】雑貨編③ 服以外のファッションアイテム「帽子」を学ぶ

  • 2018年07月11日更新
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服と同じくファッションを構成する重要な要素である雑貨について見ていきましょう。靴、バッグ、帽子は服と同様、海外生産が主流になっていて、販路も多様化が進んでいます。

ジュエリーはギフトとしてだけでなく、ユーザーが自分で購入することが多くなっており、そうした需要の変化に対応した商品が増えています。

今回は、「靴」「バッグ」に続く、「帽子」編をお送りします。

関連記事:

【アパレル業界・基礎講座】雑貨編① 服以外のファッションアイテム「靴」を学ぶ

【アパレル業界・基礎講座】雑貨編② 服以外のファッションアイテム「バッグ」を学ぶ

国内産地は西日本に

Q.帽子を作っているのはどこですか?

A.中級品以下は海外生産が中心です。アパレルと同じように輸入先は中国が最も多く、台湾、ベトナムと続きます。欧米ではイタリア、アメリカが一定のシェアがあります。

国内は西日本に産地が多くあります。大阪市東成区・生野区、東大阪市周辺は帽子製造卸企業、工場がかなり残っています。岡山県南西部や埼玉県春日部市などは麦わら帽子の産地として知られますが、業者はかなり減っています。なかには石田製帽(岡山県笠岡市)のように独自技術を元に、自社ブランドを確立した企業もあります。

日本の帽子製造業は年々縮小しています。経済産業省の「平成28年経済センサス活動調査」によると、帽子製造業の事業所数は150、従業員1920人、製品出荷額193億600万円となっています。80年代から2000年台前半にかけては、製品出荷額が300億円台を維持していました。80年には事業所は956ありました。生産の海外移転、輸入増加により環境は激変しました。

高級婦人帽子を作るマキシンの工房

Q.帽子にはどんな種類がありますか?

A.大きく分けると布製の布帛帽子、天然草を編み上げたものなどの帽体を型入れして成型する帽体帽子、ニット帽となります。

Q.帽子の代表的な企業は?

A.以前はメーカー、問屋、小売店と明確に分かれていましたが、現在は入り組んでいます。製造卸の代表的企業は栗原、中央帽子、マキシン、林八百吉、水野ミリナー、シゲマツなどです。オーロラ、ムーンバットなど洋品小物メーカーも帽子を扱っています。栗原は「オーバーライド」など、ウィーブトシは「カシラ」で全国に直営店を運営しています。

国内の自社工場ならではの物つくりを打ち出す中央帽子ノ「ザファクトリーメイド」

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