
17年秋冬、アパレルメーカーのロイネが輸入販売しているスウェーデンの靴下「ハッピーソックス」から、おしゃれ好きな女性のための「ヒステリア・バイ・ハッピーソックス」がデビューしました。
東京・原宿にあるハッピーソックスの旗艦店で期間限定販売されています。今回は、「ヒステリア・バイ・ハッピーソックス」のヘッドデザイナーのパウラ・マッソさんにお話を聞きました。
好きな建築物からヒント
「ヒステリア・バイ・ハッピーソックス」は、ファッション感度の高い20~40代の女性を対象に、ハイエンドな靴下を作っています。カラフルで楽しい靴下という意味ではハッピーソックスと共通する点がありますが、ファッションに特化した全くの別ブランドとして販売していきます。
コーディネートの主役になる鮮やかな色使いのソックスです
17年秋冬は、中世の建築物などからヒントを得た幾何学柄やカラーブロックなどを取り入れました。私自身、建築への興味が強く、次のシーズンも建築物からの発想を取り入れていきます。
面積が小さいからこそ楽しい
元々はグラフィックやテキスタイルをデザインしていましたが、商品を作りたいという思いがありました。靴下のデザインは面積が小さいからこその楽しさや工夫のしがいがあります。デザイン画からサンプルアップまで2週間というスピードも魅力です。ハッピーソックスの東京駅限定商品は私がデザインしました。
東京駅の赤い駅舎と、招き猫がモチーフの東京限定ソックス
デザインのアイデアはあらゆるところにあり、尽きることはありません。東京も刺激を受ける街です。日本人のファッションは固定概念にとらわれず、挑戦にあふれています。ですから、ファッション感度の高いヒステリアも、日本人女性に受け入れられると思っています。
「ヒステリア・バイ・ハッピーソックス」ヘッドデザイナーのパウラ・マッソさん