【レポート】立教大学服飾デザイン研究会(FDL)主催のファッションショー「gallery」

  • 2019年01月18日更新
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こんにちは。センケンjob新卒事務局です。立教大学の服飾デザイン研究会(FDL)は、12月2日に東京・青山てファッションショー「gallery」を開催しました。今回は、当日の様子やセンケンjob注目のルックなどをご紹介します。

【立教大学服飾デザイン研究会について】

「FDL」は、50年以上の歴史を持つ立教大学唯一の服飾系サークル。
年に2回、6月と12月にファッションショーを行い、毎回様々なテーマに基づいて、服のデザインから製作、音楽、映像、内装、演出、プレス、モデル管理などのすべてを学生のみで手掛けています。
”売るための服”ではなく、”考えを表現するための服”ということを念頭に置き、ファッションショーを通して、何かを感じ取ってもらうことを目的に活動を行っています。

【今回のテーマ】

ART
着て、観て、感じる。

テーマの「ART」にちなんで、演出にもこだわった。入場時にはチケットが渡され、エントランスにてチケットの半券が切り取られる。会場内は無機質なコンクリートの空間で、現代アートのギャラリーのようだった。開始直後にはモデル全員が勢ぞろいし、自分の作品名が書かれた所定の位置に整列し、その姿は美術館に作品が美しく陳列されたかのようだった。

コンセプトブックやパンフレットには、各テーマを象徴するアート作品が1つずつ掲載されていた

PICK UP LOOKS

LOOK4 「夢魔」

【Designer's Comment】
ロマン派のHenry Fuseliが1781年に描いた”夢魔”という作品から着想を得て制作した作品。
乙女の心の底に棲みつく悪魔が、彼女に悪夢を見させているのではと考え、女性らしいシルエットであるが色は全身黒でまとめ、純粋さと不純さの共存を目指した。

LOOK5 「平和-水彩」

【Designer's Comment】
ウィリアムターナーの船の事故で亡くなった友人を追悼する絵画から着想を得た。しかし、この作品からは、ターナ自身が感じた死への恐怖と船へ差し込む光から死への希望も感じた。ターナの作品は輪郭がなく、ぼんやりとした色彩である。これらの要素を表現するために色彩をフェルトのような生地や肩のワンポイントで、アシンメトリーで二面性を、ベルトで波を、出しました。


LOOK7「心象風景」

【Designer's  Comment】
精神病や孤独で知られる画家ゴッホであるが、今回選んだ絵画は暗い色彩は一切使われず黄色からオレンジの色合いで描かれている。そこにゴッホが見た未来への微かな希望や光、力強さを感じ、光沢のあるサーモンピンクの生地を選び製作をした。

LOOK10「接吻」

【Designer's Comment】
グスタフ・クリムトの「接吻」がテーマ。絵画は、崖の上でカップルがキスをしているところから、「愛は危ういものでもある」ことをルックで表現しようとした。花嫁のウェディングドレスを連想するチュールや白で美しさもありながら、首元や足首を覆うことで「束縛」も表している。

LOOK 18「AndyWarhol」

アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手、アンディウォーホルがテーマ。彼を表すサングラスやポップな色みで彼自身や彼の作品を表現した。大胆なカッティングやPVC、メタリックな素材使いにも注目。

 

全モデルが集合した様子。部員それぞれの個性があふれる。


今回で3年生は引退し、それぞれの大学にて就職活動や自身の勉学に励む。サークル活動で得た経験を自信に、ファッション業界や様々な業界で若くてエネルギッシュなパワーを発揮してほしい。

TEXT by センケンjob事務局 エリー

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