エントリーシートの志望動機で企業が評価するポイントと伝わる書き方

  • 2018年01月31日更新
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​エントリーシートの項目の中でも、志望動機は特に注意して見られている重要な項目です。ここでは、内定を得るために押さえるべき志望動機の書き方を説明します。しっかりと事前準備をして、希望する企業の内定を勝ち取りましょう!

 

目次

  1. エントリーシートの志望動機が重要な理由
  2. 落とされるエントリーシートの志望動機の例
  3. 志望動機の質をあげ、評価されるためのポイント3つ
  4. エントリーシートの志望動機を描く時の基本フォーマット
  5. エントリーシートの志望動機を添削する方法
  6. まとめ

 

エントリーシートの志望動機が重要な理由

「たくさんの企業がある中から、どうしてこの企業で働きたいと思っているのか」。これは、就職活動中のあなたにとっても、そして採用する側の企業にとっても大変重要な問いかけです。

あなたにとっては、現在行っている就職活動だけでなく今後の仕事のモチベーションに繋がり、また企業にとってはあなたの適性を見極める指針になるからです。

就職活動においてエントリーシートの志望動機は、採用への鍵を握る重要な要素です。

落とされるエントリーシートの志望動機の例


面接官が採用の判断をする上で要となる志望動機。「志望動機が不十分だから」という理由で、不採用にするケースは多々あるようです。どのような志望動機が「不十分」と言われるのでしょうか。大きく5パターンあるようです。

抽象的な言葉ばかりで熱意が伝わらない志望動機

『将来性がある』『安定している』『国際的』と言った言葉は、耳に心地よく、ついつい使ってしまいます。しかし、こういった便利な言葉は抽象的で、あなたの熱意が伝わりません。

「どういったところに将来性を感じているのか」「なぜ安定していると思うのか」「どんな国際的事業にどのように関わっていきたいのか」を掘り下げてエントリーシートを作成しましょう。

目的がはっきりしていない志望動機

『貴社で勉強させてください』といった内容の志望動機を目にします。社会人として、勉強する意欲はもちろん必要です。

しかし、日々の業務で大切なのは資格やスキルを「身につける」だけではなくそれを「業務に生かす」ことです。「学習した内容を何に生かしたいのか」という点を掘り下げましょう。

企業研究が明らかに足りない志望動機

「ホームページを見て興味が湧いたから」「説明会でいいと思ったから」といった、到底志望動機になり得ない動機をエントリーシートに書く学生がいます。

忘れてはいけないのは、興味を持つことは就職活動の第一歩であり、それが働く理由や動機になることはないということ。興味を持ったら、まずはとことん資料を集めて企業研究をしましょう。

「自分はそこで何をしたいのか」「自分の何を役立てていきたいのか」「その企業でないといけない理由は何か」という基本的な部分を突き詰めて考えることで、よりよい志望動機が書かれたエントリーシートになります。

学生の立場をわきまえていない志望動機

時折「貴社の抱える課題を私が解決します」という類の志望動機を書く学生がいます。

問題意識を持って仕事に望むのは大変素晴らしいことです。しかし『弊社の課題はどこだと思いますか』と質問されていない以上、新卒の学生が志望動機の欄でこれを書くのはNG。

エントリーシートはあくまで志望動機を述べる場です。企業の魅力にあなたの熱意を掛け合わせて、エントリーシートの内容を練り直しましょう。

マニュアル本の志望動機をそのまま写している

マニュアル本の志望動機例を丸写しにするなんて論外ですが、実はとても多くの学生がこれをやっています。

エントリーシートの記入項目で最も重要な志望動機は、採用担当者もしっかりと見ています。毎年何百人、何千人もの志望動機を読んでいる採用担当者には、文面を見ただけでコピーだということが分かってしまいます。

就職活動は、あなたの将来を決める大切なものです。エントリーシートでは必ずあなたの言葉で志望動機を書きましょう。

志望動機の質をあげ、評価されるためのポイント3つ

初めてエントリーシートを作成する場合、どのように志望動機を書けばよいのか分からない学生も多くいます。

そんな時はまず、自己分析と企業研究の結果を振り返りながら繰り返し自分自身に問いかけてみましょう。

自己分析をして「なぜその仕事をしたいのか」を突き詰める

自己分析の段階では、過去の自分を思い出しながら、自分の長所や得意なこと、好きなこと、真剣に取り組んだことなどをリストアップしたかと思います。

その時導き出した自分の答えを、もう一度思い返してみてください。志望する企業の仕事に「なぜ興味があるのか」「過去に自分が取り組んだことや経験したことが、企業への興味とどのように関連しているのか」など、とことん突き詰めて考えることで、ひとつ上の志望動機を持つエントリーシートに育っていきます。

企業研究をして「なぜその企業でないといけないのか」を突き詰める

採用担当者は「なぜ同業他社ではいけないのか」「うちの(企業の)どのような点に惹かれたのか」といった、決定的な理由を知りたいと思っています。やりたい仕事の内容を具体的に伝えるだけではなく、「応募先の企業で、その仕事をしたい理由」も添えることが大切です。

企業研究をまだしていない人は、今すぐ企業の情報を集めましょう。企業のホームページや採用特設サイト、パンフレットや書籍など、様々なところから容易に情報を入手することができます。

企業について理解を深めていくことで、「なぜその企業でないといけないのか」という問いに対する答え、すなわちエントリーシートにおける志望動機が見つかってきます。

自分×企業の2軸から「どのように会社に貢献できるか」を突き詰める

最後に、自分が入社したらどのように会社に貢献できるのか伝えましょう。

これまで集めた情報から、自分が実際にその企業で働く姿を思い浮かべてみます。企業が提示するキャリアプランや先輩社員のインタビュー記事を頼りに、イメージを膨らませてみてください。

自己分析で発見した自分の強みや興味と将来のイメージが結びつけば、エントリーシートの志望動機完成も目前です。仕上げに、その企業で自分がやりたいこととその理由を書き出してください。

エントリーシートの志望動機を描く時の基本フォーマット

まずは結論。わかりやすく簡潔に書こう

エントリーシートは、志望動機の欄に限らず、基本的には全て結論から書きます。一番伝えたいことを最初に主張して、それから具体的な理由やエピソードを並べていきます。

「抽象→具体」の流れで書く、ということに留意しましょう。

志望動機に結びつくエピソードを紹介しよう

志望動機の裏付けとなるような経験やエピソードを説明します。この時、できるだけ「具体的に」説明するよう心がけてください。

例えば、困難な問題にぶち当たった経験を説明する時は、単に「トラブルがありました」ではなく、「○○な状況で、たった2人で××をやる必要がありました」と具体的な事象や数字を紹介してください。

将来の目標や入社への意欲を書こう

最後に、入社後の目標や意欲を伝えましょう。ここで、「応募先の企業でなければいけない理由」を伝えても大丈夫です。企業への貢献が、自分の幸福に繋がることをアピールしましょう。

エントリーシートの志望動機を添削する方法

志望動機が出来上がったら、それで満足をしてはいけません。添削をして、もっと質をあげることが大切です。では、一体どのように添削をすれば良いのでしょうか。

より多角的な視点から添削をするためにも、3段階で添削することをおすすめします。

家族や友人に見てもらう

あなたが最初に書いた志望動機(第一案)を、一番身近にいる家族や友人に見てもらいましょう。身近にいる存在だからこそ、気づいたことや思ったことを正直に指摘してもらえます。

一度書いた志望動機を見せて、

  • 自分が言いたいことや伝えたいことが、きちんと伝わっているかどうか
  • 改善できる部分はないか

という2つの観点から、改善のためのアドバイスを仰ぎましょう。

そして、家族や友人からもらったアドバイスを元に、第一案を書き直してみてください。

大学の教授やキャリアセンターの職員に見てもらう

書き直した志望動機(第二案)を、大学の教授やキャリアセンターの職員に見てもらいましょう。

そうすることで、あなたのことを深く知らない人が志望動機を読んだ時に、あなたの人物像やあなたらしさを理解できるかどうか、確認することができます。

このとき、

  • 言いたいことが伝わるかどうか
  • 改善できる部分はないか

という2点に加えて

  • 自分らしさが伝わるかどうか

についても聞いてみましょう。

ここで指摘されたポイントやアドバイスを活かして、もう一度書き直してみてください。

自分で添削をする

最後に、自分で最終チェックをします。

書き直した志望動機は、すぐに提出せず1晩置いて、翌日に再度見直してみてください。

時間を置いて見直しをすることで、さらにブラッシュアップすることができます。

また、声に出して読むことも大切です。もし、音読した時につっかえたり読み変えたりしたら、そこは「読みにくい」「わかりにくい」箇所です。分かりやすい語順に並び替えたり、文章を2つに分けたりして、読みやすい文章にしましょう。

まとめ

エントリーシートの志望動機が、採用を判断する上で非常に大切な項目だということをお分かりいただけたでしょうか。

採用担当者は、学生一人一人の志望動機をしっかりと見極め、企業への適性があるのかそうでないのかを判断しています。そのため、まずはしっかりと自己分析と企業研究をして、どうしてその企業に入りたいのか、という理由を明確にしましょう。そうすることで、あなたのモチベーションにもつながります。

自己分析や企業研究は、地味で退屈な作業です。しかし、この単純な作業が就職活動の結果だけでなく、あなたの今後の人生をも左右する可能性があります。面倒がらずに取り組み、説得力のあるエントリーシートの志望動機を見出していきましょう。

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