
デニムの生地を表す単位として「オンス」という言葉をよく耳にしますが、実際のところ何を表している単位なのか、みなさんご存知ですか?
生地の重さを表す単位
オンス(OZ)とは、デニムの生地の「重さ」を表す単位で、1平方ヤード(1ヤード=91.44センチ)当たりの生地の重さを言います。ざっくり1平方メートルあたり、どれくらいの重さがあるか、ということですね。
1オンスは28.35グラムなので、ジーンズで一般的な13.5オンスのデニムでは約380グラムになります。
ざっと1平方メートルの生地の重さが30グラム×○オンス=〇〇グラムでイメージできそうですね。
生地の重さは糸の太さと織り込む糸の密度で決まっています。明確な定義などはありませんが、一般的には、
- 10オンス以下の軽いものを「ライトオンス」
- 15オンスを超えるものは「ヘビーオンス」
- 20オンス以上は「ヘビーウエイトオンス」
などと呼ばれます。
1平方メートルのデニムの重さが、鳥のもも肉1枚なら「ライトオンス」、2枚なら「ヘビーウエイトオンス」と言ったところでしょうか。