就活面接での一人称「私・僕・自分」~ 好印象を与えるビジネスマナー~

  • 2017年10月25日更新
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面接の時に使う一人称に、誰しも一度は悩むのではないでしょうか。日本語には「わたし」「僕」「自分」「わたくし」たくさんの一人称の表現があるため、面接のときにはどれを使うべきか、判断に迷うのは当然のこと。今回は、一人称の正しい使い方とマナーについて詳しくご紹介していきます。また、面接の場面には相応しくない一人称についても触れています。

目次

  1. 適切な一人称を使って好印象を与えよう
  2. 面接の時に使うべき一人称は「私」
  3. 読み方は「わたし」「わたくし」どちらでもいいの?
  4. 面接では「僕」「自分」は避けるべき
  5. 「俺」「自分の名前」はビジネスシーンでは使わない
  6. 大切な内容がしっかり伝わるよう、細部まで気を配ろう
  7. まとめ

適切な一人称を使って好印象を与えよう 

新卒採用の面接では、面接官も相手が学生であることを知っているため「僕」や「自分」などビジネスの場では使わない一人称を使っていたとしても、多少大目に見てくれます。

しかし、面接に向けてフォーマルな一人称を使えるよう練習をしたことが面接官に伝われば、「真面目さ」や「誠実さ」をアピールするきっかけにもなります。

新卒採用の面接は、「スキル」や「実績」ではなく「人柄」と「ポテンシャル」が何よりも大切です。適切な一人称を使って面接官に好印象を抱いてもらえるよう、使ってもいい一人称と避けるべき一人称を理解しておきましょう。

面接の時に使うべき一人称は「私」が正解!

面接の場面では、自分のことは「私」を使うのがベストです。「私」という字の読み方は「わたくし」と「わたし」の2種類ですが、読み方によってニュアンスが異なります。

「わたくし」は、ビジネスの場で最も多く使われており、一番フォーマルな一人称です。

それに対して「わたし」は、カジュアルな場においても使える一人称で、女性の場合は日常生活においても使う、親しみのある一人称です。

読み方は「わたし」「わたくし」どちらでもいいの?

結論から申し上げると、「わたし」でも「わたくし」でも構いません。現在では「わたし」でも十分に丁寧な言葉として認識されているので心配せずに使ってください。

ただ、女性の場合は「あたし」に聞こえてしまう場合があります。「あたし」と聞こえてしまうと非常にカジュアルで砕けた印象を与えてしまうため、気をつけましょう。

面接では「僕」「自分」は避けるべき 

男性の場合、「僕」や「自分」も選択肢と考える人も多いと思います。しかしビジネスの場では、「僕」も「自分」もふさわしくありません。なぜでしょうか。一つずつ理由を探っていきましょう。

面接で「僕」がおすすめできない理由

「僕」は本来、自分と身分の対等な人もしくは部下や年下の人に対して使われる一人称です。そのため、目上の存在である面接官に対して一人称「僕」を使ってしまうと、「失礼」だとみなされる場合があります。

有名企業家や著名人のインタビュー等で、「僕」を使っているケースを時折目にするため、「タブー」という訳ではありません。しかし、限られた時間の中でできる限り好印象を与える必要のある面接では、「僕」という一人称は避けた方が賢明です。

面接で「自分」がおすすめできない理由 

その人自身を表す「自分」という表現は、「自分自身」「あなたが自分で言った」など反射代名詞として使われるのが一般的です。

一人称として使われていた時期もありますが、現在では「自分」を「私」の代わりに用いる一人称としての使い方は推奨されていません。ちなみに、現在自衛隊でも「自分」ではなく「私」を使うことが推奨されています。

このように、「自分」という言葉を一人称として使うこと自体を避けるべきとする社会の風潮があるため、面接の場においても使用を避けるべきです。

「俺」「自分の名前」はビジネスシーンでは使わない

さすがに読者の皆さんもお分かりかとは思いますが、「俺」や「自分の名前」などは決して使わないようにしましょう。これは、面接に限らずビジネスシーン全般におけるルールです。「僕」や「自分」であれば、ついうっかり言ってしまってもそこまで合否に影響は出ませんが、「俺」や「自分の名前」は、たとえついうっかりでも致命傷になりかねません。

面接で「俺」がおすすめできない理由

「俺」はビジネスシーンでは使ってはならない表現ということを覚えておきましょう。カジュアルどころか、乱暴な印象すら醸し出すからです。

会社の中で、上司が部下に対して「俺は~」ということはもちろんありますが、それは「社内」という限定された空間の限られた場面でのみ使われているのであって、正式な場では決して使われません。

面接では、ついうっかり「俺」と言ってしまわないよう気をつけましょう。

面接で「自分の名前」がおすすめできない理由 

自分のことを自分の名前で呼ぶ人も、時折目にします。こちらは、上下関係を示唆する表現ではありませんが、社会常識的にNGです。とても幼いイメージを与えてしまい、良い印象に繋がることはひとつもありません。

面接の場面だけでなく、ビジネスでも一人称を自分の名前で呼ぶのは、社内外問わずいろいろなシーンで障害になり得るので、この習慣のある人は、一日も早く脱出しておきましょう。

大切な内容がしっかり伝わるように、細部まで気を配ろう

冒頭でも述べたように、面接官も相手が学生であることを理解しているため、ついうっかり「僕」「自分」「あたし」と言ってしまったからといって、即不採用となることは滅多にありません。

しかし、社会人になるにあたり一人称をきちんと使えるよう練習をすることは必須です。面接だからといって甘く考えず、自然に「私(わたし・わたくし)」を使えるよう、練習しましょう。

面接官によっては、学生が使う不適切な一人称に気を取られてしまい、肝心の話の内容が頭に入ってこなかったり、学生へ良い印象を抱けなくなることも十分考えられます。大切なことがきちんと伝わるよう、細かい部分ではありますが、一人称にも気を配っていきましょう。

まとめ

今回は、面接の場で使ってもいい一人称や、避けるべき一人称を紹介しましたが、いかがでしたか。普段使うことのない一人称を使うことに抵抗があるかもしれません。しかし、学生のうちからきちんと練習しておけば社会人になった時に苦労せずにすみます。就活をきっかけに、「フォーマル」な一人称の使い方をマスターしてみてはいかがでしょうか。面接、頑張ってくださいね!

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