ビームスが新規事業発掘プロジェクト 次代の「成長の芽」社内で公募 現場のアイデアを全社で具体化

  • 2019年02月28日更新
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ビームスは、社内の人材から新しい商売のアイデアを募る「タネマキ・グランプリ」をスタートしました。昨年12月から全社員を対象に事業案件の募集を開始。3月に1次審査を行い、6月の社内プレゼンテーションを経て優秀な案件を選び、具体化します。社内のコンペ形式で事業案件を募るのは初めて。次世代の商売を考えるきっかけを作ると同時に、アイデアを出したスタッフを他の社員がサポートすることも奨励し、社内コミュニケーションの活性化にもつなげます。

思い付きでも

グランプリは、応募条件を可能な限りフラットなものにすることを目指しました。役職や勤務経験は問わず、販売代行やFCの店で働くスタッフ、アルバイト、パートでも応募できる。募集の告知も文章ではなく、漫画を使ってプロセスをわかりやすく説明するようにしました。

1次審査の段階では、詳しい計画や説明などは求めずに、思い付きやひらめきの短い文章でも受け付けます。集まったアイデアは社内SNSで公開し、全社員の投票で2次審査に進む案件を選びます。2次審査に進んだ応募者は、運営チームやノウハウを持つほかの社員がプレゼンまでサポートします。

「頑張る」を応援

6月のプレゼン大会でグランプリに選ばれたアイデアには50万円の賞金を出し、単独で事業化するか、既存の商売の中で具体化します。設楽洋社長は今回のタネマキ・グランプリに関連して「頑張りたい人がちゃんと頑張れる環境を会社として整備したい」との考えを示します。

背景には創業から40年以上が経過し、社員2000人超の規模にまで成長したことがあります。「かつては現場から次はこんなことをしたいという声が上がってきたが、当時を知らない若い世代はアイデアを出すことをためらいがち」とみて、新規事業を広く公募することで、「スポーツや美容、飲食、メディア、どんな分野でも良い。次の時代のビームスを支える商売の芽を作りたい」考えです。

漫画で概要を説明し広く全社員から新しい商売の芽を募る

(繊研新聞2019年2月4日付けから)

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