2018卒の採用もまだまだこれから!最新のファッション業界採用状況

  • 2017年07月21日更新
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「センケンjob新卒」を運営するファッションビジネス業界の専門紙「繊研新聞」の取材によると、ファッションビジネス業界の2018年春卒の新卒採用活動は、今年も長期戦となりそうです。

2018年春新卒者の採用活動で、ファッション業界は、昨年以上に苦戦を強いられています。他業界の動きが早いことが一因となっており、昨年までは大手の面接・選考後、第1志望の選考から漏れても視野を広げ、就職活動を再開する4大・短大生がいましたが、その学生たちが減ったことも影響しています。

ファッション業界では販売職を中心に、採用計画に届かない企業が目立ち、今後は高校生や専門学校生も含め、残り少ない対象者の獲得に向け、秋以降も活動を続ける企業が多くなりそうです。

◆面接の解禁前に過半数が内々定

来春の新卒者の採用活動は、全体に早まっており、マイナビの調査では学生の内々定保持率は5月末で53.3%。6月1日の面接解禁前に過半数の学生が内々定を得ており、6月末では前年よりほぼ8ポイント高い約73%に上昇しました。

他社調べでも、7月初めの段階でリクナビ78.6%、ディスコ83.1%となり、80%前後の内定率という結果となりました。就活を継続中の学生が、昨年や一昨年より格段に少ないという状況になっています。

ファッション業界は、内々定を出す時期が5月中旬以降となり、昨年に比べて少し遅くなったのに対して、他業界は学生との接触を早め、3月より前から先輩社員訪問や業界研究など、大学の先輩のリクルーターなどを活用した学生との接触を強化しました。6月1日の大手企業の面接・選考活動解禁前に内々定を出した企業が多くなりました。

ファッションビジネス業界では内定の承諾保留率、辞退率とも昨年より高く、販売職では「歩留まり率が半分なら、いい方」だとか。企業にとっては、例年以上に採用獲得が厳しい状況となっています。

◆秋以降も採用継続の見込み

4大・短大生の就活の波が引くなか、ファッションビジネス業界では販売職中心に大半が採用活動を継続しています。今後は専門職志望などで内々定を得ていない専門学校生、高校生も対象に、10月1日の内定式から年明け後も活動が続く見込みです。

他業界では「人事部任せでなく、全社員に採用活動への参加を命じ、人海戦術で企業全体で人事戦略を推し進める企業が増えてきている」といい、訴求力の低下しつつあるファッションビジネス業界でも、会社全体を巻き込んだ採用活動などの工夫と合わせ、人気回復に向けた業界を挙げた取り組みが企業側の課題となっています。

◆油断は禁物

売り手市場なだけに採用活動に苦労しているファッション業界。だからといって学生のみなさん、油断は禁物です。例えば、採用に苦戦していると言われている販売職ですが、繊研新聞社が実施した2018年春卒学生1500人を対象としたアンケートでは、約3分の1にあたる学生が希望する職種に「ファッションアドバイザー」を上げています。のんびりしていると人気企業の採用はどんどん決まっていきますし、ただ待っていても内定はもらえません。

過度に焦る必要はありませんが、せっかくの売り手市場というチャンスを生かすためにも、ここからまた頑張っていきましょう!

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